ライター/文章について

『効率よく文章を書くコツ』ライティング効率が上がる環境づくりや工夫

高倉さん
高倉さん
ライティングは得意なんだけど、書くスピードが遅くて…
まさこ
まさこ
ライターの仕事をもっとバリバリこなせたら収入もアップするのになぁ

単価が決まっているライターの仕事は、仕事をこなせばこなすほど収入がアップしますが、効率よく文章を書くのって案外難しいですよね。

 

例えば稼働日数20日で、1記事5,000円の仕事を10件こなすと50,000円の収入ですが、20件こなせるようになると収入は倍の100,000円になりますよね。

 

もちろん、ただ速いだけで質が落ちては元も子もありませんが、質を保ちながらライティングスピードを徐々に上げることでコスパの良い稼ぎ方は実現できます。

 

ちなみに私は2000文字であれば、書く内容にもよりますが、平均30分〜40分で書き上げています。今回は

  • ライティング効率が上がる環境作りや工夫
  • 文章を効率的に書くコツ
  • 文章が思い浮かばない…!ライティングを手助けするアイディア3つ

について解説していきます。

ライティング効率を上げる環境作りや工夫

まず何といっても大切なのが、『ライティング効率を上げる環境づくり』です。

まさお
まさお
ライティングのテクニックじゃなくて?環境づくりだと?!!

ライティング効率を上げるには、まず『文章をスラスラ書ける環境』を作ることが大切。 なぜなら『書く』という作業は、脳みそをフル稼働しながら行うので、環境が整っていないとパソコンの前で何も思い浮かばず時間を消耗してしまうからです。

 

ライティング効率をアップさせる環境作りや工夫は5つ

  • ライティングの時間を決める(朝がおすすめ)
  • 集中できる環境作り
  • クラウド型文章作成ツールを使う
  • 工程を分けて行う
  • とにかく数をこなす

解説していきます。

ライティングの時間を決める(朝がおすすめ)

 

脳が最も活動するのは起床から4時間といわれています。

 

思い浮かべてください。起床から4時間、何をしていますか?主婦であれば、起床からバタバタと朝食作りや洗濯など家事に使っている方が多いのではないでしょうか。

 

脳が活発に動いている時間、家事だけに時間を取られてしまうのって勿体無いですよね。

 

私は毎日4時50分に目覚ましをかけ、起床後洗顔と歯磨きだけを終わらせ、5時から6時半までの1時間半仕事をしています。

 

独身の頃であれば、5時に起きて9時まで仕事!とかしていたと思うのですが、子供が3人いるので、6時半にはスッパリ仕事をやめてお弁当作りや朝食など家事。そして、学校や仕事で家族が全員いなくなる8時から仕事を再開させています。

 

最近はブログを毎日更新してみよう!と思っているので朝時間(5時〜6時半まで)は記事を書くことに注力しています。

 

朝は言葉が思い浮かびやすいのか、文章がスラスラ書ける場合が多いように感じます。

集中できる環境作り

これも必須条件です。

 

集中できる環境は人それぞれだと思うのですが、私の場合

  • 作業用デスクとデスク周りはスッキリさせる
  • スマホは近くに置かない
  • 作業時は毎回同じ音楽を聴く

ことにしています。

 

視界に入る範囲がごちゃごちゃしていると、私の場合なぜかキョロキョロしてしまうので(笑)必要最小限のものしか置かないようにしています。

 

スマホは鳴るとつい見てしまうし、友達からのラインを発見すると嬉しくて返信したくなるので、仕事をするぞ!と決めた時間はスマホ自体の存在を消すようにしています。

 

あと、これはかなり効果的だと思っているのですが、作業の時は毎回同じ曲を聴くことで『仕事モード』に入りやすくなります。私は洋楽(Spotifyに入っている洋楽「Tropical House」)を毎回流すようにしています。

 

洋楽なので誰が歌ってるのか、何言ってんのかサッパリわかっていません(笑)

クラウド型文章作成ツールを使う

文章を書くスタイルって人それぞれだと思います。周りのライターさんで多いのは

  • 直接WordPressに打ち込む
  • Wardに入力している
  • Evernoteを使っている

 

人が多いように感じます。私は全ての方法を試しましたが、一番効率良いなと感じたのは、『グーグルドキュメント』を使って作業することでした。

 

また別の記事で詳しく記事にしたいと思いますが、

  • 自動保存
  • パソコンとスマホ両方から作業できる
  • シンプルで使いやすい

のがお気に入りポイントです。

 

Evernoteも良かったのですが、私には使いこなせませんでした(白目)

工程を分けて行う

『文章を書く』という仕事は、それだけが作業ではありません。

  • リサーチして
  • 構成を考えつつ見出しを決めて
  • 実際文章を作って
  • 画像挿入
  • 確認

など、工程は人によってさらに細かく分けることができます。それぞれの工程をどのタイミングで行うか自分の中でルールとして決めておくと、作業がスムーズに行えます。

 

私の場合子供達が家にいる(集中できないけど、ちょっとした作業はできる)時間に、リサーチをして「Googleドキュメント」に入力したりコピペ。

 

構成や見出しは、午後、少し集中力が途絶えてきたときにチャチャっと作成

 

実際文章を作るのは、朝の集中できる時間に一気に。

 

画像挿入や確認作業は午前中にパパッと終わらせます。

殿
殿
忙しい主婦であれば、この方法は時間を効率よく使えるのでおすすめですよ!

とにかく数をこなす

あとは、とにかく数をこなすことです。

ライターをはじめて間も無い場合

まさこ
まさこ
文章を書くのって、案外時間がかかるのね…

と、苦行を強いられているような気分になる方は多いようです。

 

何事もそうですが、慣れるまで一つ一つの作業に時間がかかって当然です。

 

ですが、その作業を何度も繰り返しているうちに、コツもつかめてきます。まずは、目の前にある仕事をこなすことを目標に、作業を繰り返し行いましょう。

文章を効率的に書くコツ

 

次に文章を効率的に書くコツについて解説します。

コツは4つ

  1. ある程度型を決めておく
  2. 結論→理由→事例→結論
  3. 情報収集してから見出しや構成を作る
  4. 簡潔に書く癖をつける

ある程度型(スタイル)を決めておく

まさこ
まさこ
さて、書き出しは何にしようか
まさこ
まさこ
リード文…まとめ…頭が爆発しそう!

毎回書くことを考えるのではなく、ある程度テンプレート化してしまうと時短できます。なぜならテンプレート化は「ルーティン」と同じで、慣れてしまえば思考を最小限に、自然と書けるようになるからです。

 

私の記事を読み返していただけると分かると思いますが、「冒頭・リード文・まとめ」は毎回同じ流れで作成されています。

冒頭では悩みを提示

「読者の悩みの声を文章化する」

「〇〇で悩んでいませんか?という問いかけ」

リード文で「誰に」「何を伝える」「結論」を書く

「今回は、〇〇という人に対して、〇〇について解説をしていきます。今回の記事でわかることは〇〇です」

まとめは見出しから抽出

「今回は〇〇について解説しました。(記事の振り返り)→ちょっとした一言→次の行動へ促すリンク」

型を決めておくだけで、「冒頭・リード文・まとめ」の約500文字ほどはスラスラと書けるので、かなりスピードアップになっています。

本文は「結論→理由→事例→結論」を意識する

次に本文です。本文も、文章の流れを決めます。

 

WEBの文章は結論から進むことで理解度が増すので、『結論→理由→事例→結論』という流れを毎回意識して書くようにすると良いですよ。さらに流れができていることで、文章も作りやすくなります。

慣れるまでは、見えるところに「結論→理由→事例→結論」と書いた紙を貼ったり、私は、「結・理・事・結」と心の中で唱えるようにしています(笑)

情報収集をしてから見出しを作る

 

ライター歴9年の私が教えるリサーチ方法:複雑な文章は図で表してみよう!でも解説しましたが、情報収集(リサーチ)なしで書き始めると、高確率で迷宮入りします。

 

まさお
まさお
そしてかなりの確率で何書いてんのかわからない文章になってしまいます。

 

書く内容について、リサーチ不足などで自分自身がしっかり理解していない状態だと、見出しを作るのも難しいと感じるのではないでしょうか。

 

コラム:書く対象について深掘りしてリサーチする

ノウハウ記事や解説記事:検索上位10位まで(できれば20位まで)の記事をリサーチして見出しを全て洗い出して、読者が知りたいことは何か考える

速く書くコツは、事前準備から始まっています。

 

殿
殿
書く手が止まってしまう人は、まず情報収集を増やしてみると良いですね。

文章は簡潔に書く癖をつける(主語と述語を考える)

〇〇は〇〇です。

という文章を書くだけなのに、ものすごく理屈っぽく考えてしまう人がいます。

 

そういう時は結局言いたいことは何なのか、『主語と述語』は何なのかを考えてみましょう。例えば

 

花壇には色とりどりの花が綺麗に並んで咲いている。

 

例文なので簡易的ではありますが、これは『花が(主語)+咲いている(述語)』に修飾語を足してより詳しく書いた文章になります。結論として言いたいことは「花が咲いている(主語+述語)」これが最も簡潔な言い回しになります。

 

だらだらと文章を考えてしまう癖のある人は非常に多いです。

 

書いているうちに「結局何を書きたかったんだっけ?」となってしまい時間が過ぎてしまうのは勿体無いので、そうなった場合は、中の主語と述語を見つけて簡潔にまとめられないか考えてみるのも良いですね。

文章が思い浮かばない…!ライティングを手助けするアイディア3選

上記の方法を試してみても、文章が思い浮かばない問題は定期的に浮上します。そんな時はちょっとしたコツがあります。

箇条書きを味方につける

何かを解説する記事を書く場合、「箇条書きにできないか」考えてみましょう。

 

例えば、

起床後の行動は、歯磨き、洗顔、身支度をしてから朝食の準備をします。と書くより

 

起床後の行動

  • 歯磨き
  • 洗顔
  • 身支度
  • 朝食の準備

 

と書くほうが読者さんにも伝わりやすいですし、思考の整理をしながら文章を書くことができるのでおすすめです。

接続詞を味方につける

『記事を速く書くコツ』ライティングスピードがみるみる上がる5つの方法の記事でも解説しましたが、次の文章が思い浮かばない時は、とりあえず接続詞をつけてみると、あら不思議。自然と次の文章を思い浮かべることができます。

 

例えば、「空は青いです。」という文章を書いた時、ここまで書いて手が止まってしまう人がいます。次に何を書いたら良いのか思い浮かばないからです。

 

そんな時は次の文章を考えるより、とりあえず接続詞を付けて加えてみると、自ずと文章が思い浮かびます。

 

  • 空は青いです。なぜなら太陽の光の影響を受けているからです。
  • 空は青いです。もしも空が青ではなく白だったら雲は存在していないのかも知れません。
  • 空は青いです。例えば太陽の光の波長が短いのではなく長ければ、空は青色ではなく赤色に見えてしまいます。

 

引用:シュフー知恵袋『記事を速く書くコツ』ライティングスピードがみるみる上がる5つの方法

検索してみる

迷っていることについて検索してみるのも一つの手です。

 

頭の中で書くべきことは決まっているのに、しっくりくる表現や言い回しが見つからない時は、その事柄について検索してみましょう。

 

類語辞典シソーラス『weblio』は、語彙を増やしたり、しっくりくる言葉が思い浮かばない時に役立ちますよ!

まとめ:『効率よく文章を書くコツ』ライティング効率が上がる環境づくりや工夫

要点まとめ

ライティング効率を上げる環境作りや工夫

  • ライティングの時間を決める(朝がおすすめ)
  • 集中できる環境作り
  • クラウド型文章作成ツールを使う
  • 工程を分けて行う
  • とにかく数をこなす

文章を効率的に書くコツ

  • ある程度型を決めておく
  • 結論→理由→事例→結論
  • 情報収集をしてから見出しを作る
  • 文章は簡潔に書く癖をつける

文章が思い浮かばない…!ライティングを手助けするアイディア3選

  • 箇条書きを味方につける
  • 接続詞を味方につける
  • 検索してみる

 

効率よく文章を書くことで生産性もアップします。ぜひお試しください^^!

 

おっしまーい!

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のりこ
(株)みらいきって代表|メディア編集長|文章を書くことと、コンテンツ制作が大好き|キャリアコンサルタント|3姉妹の母|大阪府民| お腹が減ると、ちょっと不機嫌になります!鮭おにぎりが好き