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広報に向いている人の特徴7選|向いていない人に広報は無理?

まさお
まさお
広報の仕事ってかっこいい!やってみたい!

このように、会社の顔である広報をやってみたいと思った経験はありませんか?

 

自分がよいと思ったものを積極的に情報発信して、第三者にその魅力を伝える仕事は素敵ですよね。企業のフロントに立てるので、花形に見える反面、自分にはできるのだろうか…と不安に感じることもあるでしょう。

 

そこで今回は、広報に向いている人の特徴についてまとめています。

これから広報をやってみたい人は、自分が向いているかどうかチェックしてみてください。

広報に向いている人の特徴
向いている人しか広報にはなれないの?
広報ってどんな仕事?

広報に向いている人の特徴

これから広報をやってみたい人、いつか広報になりたい人向けに、広報に向いている人の特徴を記載します。

ポジティブな面をよく見る人

広報に向いている人の特徴は、日頃からポジティブな面を見る人です。

 

広報は自社の魅力を、社内や社外に伝える役割。広報担当の本人が、自社の魅力をしっかりと理解していないと、他人には伝えられません。

 

魅力というポジティブな面を、日頃からよく見つけられるタイプの人が広報に向いていると言えるでしょう。

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反対に、ネガティブな面ばかりに目を向けがちの人、あらさがしをしてしまう人は不向きかもしれません…。

自分が好きではないものの魅力を伝えるのは、難しいですものね。

ユーザー目線、第三者目線に立てる人

ユーザー目線に立つこと、第三者目線に立つことも広報では求められます。

 

自社のよいところを伝える仕事であるため、その魅力を客観的な視点で伝えられる人が向いています。

ユーザーが何を求めているのか、第三者の立場に立って考えられる人がよいでしょう。

 

Aという商品を開発して、その魅力を社外に伝えるとします。

一生懸命開発をして、ようやく完成した商品A。「こんなに開発に時間がかかったんです!」と伝えたい気持ちがあるかもしれません。

 

しかし、ユーザーにとっては開発ストーリーよりも、Aという商品の魅力や、他社製品ではなくAを使うことのメリットを知りたいのです。

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相手(顧客)の気持ちに立って考えられる人が、向いている仕事と言えるでしょう。

人見知りをしない・物おじしない人

人見知りをしない人や、物おじしない人の方が広報向きと言えるでしょう。

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広報の仕事の一つとして社外の人に向けて、プレゼンをすることもあります。人前で話すことに抵抗を感じない人のほうが向いているのです。

広報になると名刺交換をする機会も増えるため、社会人としてのあいさつや交流が苦にならない人のほうが広報活動によいでしょう。

前向きな人

ネガティブな人よりも、前向きな人のほうが広報には向いています。

 

広報は、顧客、クライアントからの意見を耳にする機会があり、ときにはクレームに対応することもあります。

クレームからは自社サービスの欠点がわかり、それを改善することでよりよいサービスとなるでしょう。怖いイメージのあるクレームは、会社をよりよくするチャンスでもあるのです。

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このようにクレームは、ポジティブに捉えることもできますが、人によっては「自分が悪いわけではないのに、広報だからといってクレームを入れるなんて…」とネガティブに感じることもあるでしょう。

クレームに傷ついてしまう人ではなく、クレームから自社をよりよくするヒントを見つけられるような前向きな人のほうが、広報向きです。

トレンドに敏感な人

トレンドに敏感な人も広報に向いていると言えるでしょう。

広報は必要によってSNS(ツイッター、インスタグラムなど)ツールを使用します。

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トレンドと絡めて自社の魅力を伝えると、発信した情報がより多くの人の目に触れるでしょう。

流行りのワードを使用する、人気のハッシュタグ、注目されているハッシュタグを使用するなど、世の中のトレンドに敏感な人のほうが向いています。

慎重な人・リスクを常に把握している人

広報に向いている人は、リスクを常に考えられる人です。

 

広報というのは、会社の代表であり、「広報の発言=会社の発言」と捉えられるのです。
ときどき企業のSNSが炎上した、というニュースを聞いたことはありませんか。

 

うっかりと一個人の発言をしてしまい、それを会社全体の意見だと受け取られ、批判を浴びることがあるのです。

リスクはSNSだけではありません。広報は会社の代表として、顧客の前に出ます。そのときの言葉遣いも、会社の印象に直結するのです。

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態度や悪い担当者を見ると、その会社まで悪いイメージになりますよね…。

広報はこのようなリスクがあることを常に把握し、言葉や発言の内容、振る舞いに気を付けながら情報発信しなければいけません。

積極的な人

広報に向いている人の特徴は、積極的な人です。

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会社の魅力や商品の魅力を伝えるべく、率先してアピールをする必要があるため、積極的な人のほうが向いていると言えます。

商品発表会で、他社の広報に負けないように一生懸命になれる人のほうがよいのです。

向いている人しか広報にはなれないの?

ここまで広報に向いている人の特徴について記載しました。自分は広報に憧れているけれど、特徴に当てはまらない…という方もいるでしょう。

まさお
まさお
広報は向いている人にしかなれない仕事なの?

結論から言うと、向いている特徴に当てはまらなくても、広報としてやっていくことはできます。

 

あくまで「向いている人」の特徴であって、この特徴に当てはまらないと広報になってはいけないわけではもちろんありません。

 

広報になるために、特に資格はいらないため、誰でも就くことはできます。

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ただし、広報には向き不向きというものがあります。

不向きの人が無理をして広報をすると、仕事が辛く感じることもあるかもしれません…。

広報ってどんな仕事?

そもそも広報はどんな仕事をするのでしょうか。

まず広報は大きく2つに分けられます。それは社内広報社外広報です。

社内広報とは

社内広報とは、その名の通り社内に向けての広報です。一緒に働く社員などスタッフに向けて情報発信をして、社内の結びつきを深めます。

 

企業目標、経営方針などを社員などスタッフに向けて情報発信するため、社内広報誌の作成や、メールマガジンの作成、社内掲示板の作成などの仕事があります。

 

社員がわかりやすいように、必要に応じて情報をかみ砕いて説明する必要のある仕事です。

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社内広報は、自社社員を取材することもある、魅力的な仕事ですよ。

社外広報とは

社外広報という仕事もあります。一般的に広報というと社外広報をイメージする方が多いでしょう。社外広報活動は、特にコミュニケーション能力積極性などが求められる仕事です。

 

社外広報には、CSR広報、IR広報、マーケティング広報があります。

【CSR広報とは】

【CSR広報とは】
CSRとは「Corporate Social Responsibility」は「企業の社会的責任」という意味です。企業の社会的貢献活動の情報発信をすることがCSR広報活動となります。

【IR広報とは】

IRとは「Investor Relations」の略で、投資家へ向けた広報活動のことです。企業の財務状況などを投資家に向けて情報発信していきます。

【マーケティング広報】

消費者やクライアントに向けて、自社のサービスや商品の魅力を伝える広報です。いわゆる広報活動というと、多くの方がこのマーケティング広報をイメージします。

まとめ

広報に向いている人の特徴や、仕事内容を紹介しました。

【広報に向いている人の特徴】

  • ポジティブな面を日頃からよく見る人
  • ユーザー目線に立てる人
  • 第三者目線に立てる人
  • 人見知りをしない人・物おじしない人
  • 前向きな人
  • トレンドに敏感な人
  • 慎重な人・リスクを把握できる人
  • 積極的な人

向いている特徴に当てはまらなくても、本人の努力次第では広報として仕事をしていくことはできます。

ただし、不向きな仕事を無理にすると、ストレスになることもあるので、自分が広報として仕事をすることができるか、事前によく考えおくことがおすすめです。

おっしまーい!