ライターの副業は稼げる？収入の現実とメリットやデメリットについて解説！

ただ、実際のところどれくらい稼げるのかというのが気になるところです。

この記事では、

などについて解説しています。

副業でライターをすることを考えている人は、ぜひ最後まで読んでみてください。

ライターの仕事を副業でするとどのくらい稼げる？

副業をする上で一番気になるのが、どのくらい稼げるのか？ということではないでしょうか。

ここでは、ライターを副業にした場合どのくらいの収入を得られるようになるのかを解説します。

ライター初心者のうちは時給換算すると500円以下のことも

ライターの報酬形態にはいくつか種類がありますが、記事単価か文字単価で支払われるものがほとんどです。

記事単価	1記事◯千円 条件：1記事あたり＊文字以上
文字単価	1文字◯円 条件：1記事あたり＊文字程度

初心者でも応募できる仕事では、文字単価にすると1円以下のことがほとんど。実際の報酬がどのくらいになるか、計算してみましょう。

しかしこれは、初心者のうちだけ。

実績を作り、ライティングのスキルを磨けば報酬はグングンと上がっていきます。低報酬となりがちな初心者の期間を乗り越えれば、ライターは効率のいい副業となるでしょう。

ライターの収入アップのために覚えておきたいこと

収入アップの肝となるのは、次の3点。

大事なことなので、詳しく説明します。

質のいい記事を早く書けるようになろう

ライティングの仕事は、書けば書くほど報酬をもらえます。つまり、記事の執筆スピードを上げて、数をこなせるようになれば収入アップに直結するということ。そのためにはライティングスキルを磨くことが大切です。

またそれだけでなく、ある程度知識や興味のあるジャンルで執筆をしてくこともポイントになります。

ただし、スピードアップに固執して記事の仕上がりが雑にならないよう注意が必要です。クライアントからの信用を得られなくなり、単価交渉などがしにくくなるでしょう。

価格交渉

質のいい記事が書けるようになってきたら、クライアントに価格交渉をしてみましょう。価格交渉をする際にはクライアントにどんなメリットがあるのかを伝えると、交渉が通りやすくなります。

例えば「ライターとして収入アップを目指しているが、◯◯様とは今後も長くおつき合いしていきたいと考えている」といったことを盛り込むといいでしょう。

高単価の案件を獲得

記事を書くのと並行して、どんどん新しい案件に応募してみるのも大切。執筆する記事数を増やす、価格交渉をするという方法ではどこかで限界が来てしまいます。

初心者の状態さえ抜け出せば応募できる案件は増え、今までよりも文字単価が高いものに挑戦できるようになりますよ。

いえ、遠慮する必要はありません。感謝の気持ちを持つことは大切ですが、自分の安売りはやめましょう。

副業でライターを始めるデメリット

副業でライターをすると、どんなデメリットがあるでしょうか。仕事を始める前に確認しておきましょう。

副業ライターのデメリットは、次の3つが挙げられます。

最初のうちは納品するまでに時間がかかる

記事を書くのは、想像以上に時間がかかります。ライティングをする上で、次のような悩みはつきもの。

慣れればだんだんと執筆のスピードはあがりますが、構成の作り方や文章術を勉強することも大事です。

常に一定の仕事があるわけではない

ライターのお仕事は、今携わっている案件が永久に続くわけではありません。メディアへの記事入れが終われば契約も終了になりますし、クライアントの都合で受注できる本数が少なくなることもあります。

新たに継続案件に応募したり、採用が決まったら新しいマニュアルを確認したりという手間はあるものだと、考えておきましょう。

納期がある

副業でライターをする際に一番気を使うのが納期でしょう。ライターにとって、納期は守って当たり前のもので、信用に関わる部分になります。そのため、余裕を持った執筆スケジュールを立てておくことが大切。

本業が立て込んでいるときには受注本数を減らすなど、本業と副業のバランスをうまく取れるようにしましょう。

副業でライターを始めるメリット

副業でライターをするメリットも見ていきましょう。ライティングのお仕事には、想像以上のメリットがありますよ。次の5点について、説明していきます。

資格がいらない

ライターは、何か資格の必要な仕事ではありません。

その分実績を重視する業界ではありますが、初心者が応募できる案件は多数あります。

ビジネスに必要な能力が身につく

文章力は、ビジネスの基本とよく言われます。副業でライターをすれば、文章力は自然と上がります。このために、メールやレポートの作成もスムーズにできるようになり、本業にもいい影響をもたらしてくれるのです。

ビジネスに必要な能力にはさまざまなものがありますが、これもライターの仕事を通して身につきます。

こういったスキルが伸びるので、プレゼン資料を作ったり、上司へ報告や提案があるときにはきっと役立ってくれますよ。

時間と場所を選ばずに仕事ができる

ライターは、パソコンとインターネット環境さえあればできる仕事。副業するのにぴったりの職種と言えますね。

また、ライターはすきま時間でも仕事を進められるのが大きなメリットです。

執筆した分は、必ず報酬になる

副業の手段として、アフィリエイトや動画投稿なども人気があります。

一方、ライターは納品すれば必ず報酬がもらえる仕事です。確実に収入を得たいという方にぴったりの副業と言えるでしょう。

元手や在庫が必要ない

せどり（転売）や、ハンドメイド作品の販売を副業としている人もいます。これらのデメリットは、元手がいることと、売れないと在庫になってしまうことです。

ライターは元手が必要なく、売れない、在庫を抱えてしまうということもありません。とても気軽に始められる副業だと分かりますね。

副業でライターの仕事を獲得する方法

ライターの仕事を獲得するためには、どんな方法があるでしょうか。

まずはクラウドソーシングに登録し、次に直接契約に移っていくという方法をお伝えします。

初心者はクラウドソーシングで探すのが王道

ライター初心者のときには、まずクラウドソーシングに登録して仕事を探すといいでしょう。

クラウドソーシングには「仮払い制度」のあるところがほとんどで、納品したのに報酬が支払われないといったトラブルを防げます。

また、たくさんの案件が集まっているので、副業をする時間が限られている人でも仕事を探しやすいですよ。

クラウドソーシングをできるサイトはいろいろとありますが、まずは次の2つに登録するのがおすすめ。

この2つはクラウドソーシングの中でも老舗ですし、利用者が多くたくさんの仕事があります。初心者向けの案件も探しやすいですよ。

実績ができてきたら、直接契約に移行する

実績ができ、ライター初心者を抜け出せたら、直接契約でのお仕事に移行していきましょう。直接契約の方が高単価の案件が多いですし、ビジネス上のつながりができやすいからです。

直接契約の仕事は、

といった方法があります。

とくにTwitterは、意外と仕事を探しやすいのでおすすめです。「#ライター募集」というハッシュタグを使って募集しているクライアントが多いですよ。

副業でライターをするなら確定申告を忘れずに

ライターに限らず、本業以外で収入がある場合は確定申告をしなければなりません。

国税庁では副業の確定申告について、次のように説明しています。

年末調整を受けた給与所得以外の所得が20万円以下の方は、確定申告は不要です。
医療費控除やふるさと納税（寄附金控除）などの適用を受ける場合は、20万円以下の所得も含めて確定申告を行います。

引用：国税庁

確定申告を行うべき目安として、「副業収入が20万円を超えたら」ということを覚えておきましょう。

確定申告を忘れてしまったら、ペナルティとして「無申告加算税」が課されますので注意してください。

まとめ：ライターの副業は稼げる？収入の現実とメリットやデメリットについて解説！

副業でライターをする際の

などについてお伝えしました。

ライターは誰でもできる仕事ですが、その分、お小遣い稼ぎの感覚で始めてしまう人が多いのも事実です。しかし、それでは稼げるライターになれません。

本業と同じように、ビジネスの意識を持って取り組むことが成功へのポイントです。

ライターは文章を通じて価値を提供できる、やりがいのある仕事です。そのやりがいを自分で見つけられるまで、ぜひ続けてみてください。

おっしまーい^^