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人前で話すの得意そう→苦手です

「人前で話すの得意そう」

ほんとによく言われる言葉です。

こうした仕事をしてるので、セミナーにお声がけいただいたり、大学で講師をしたりすることもありますが、全て 「いただいたチャンスにはNOと言わない」と決めているだけで、人前で話すのは苦手です。

得意そうに見えるのは、実績として表に出しているからじゃないかなぁと思います。

「じゃあ実績として出さなければいいじゃん」と思われるかもしれませんが、会社ってそういう実績好きじゃないですか(言うな)

「実績はどんどん出してこ♡!」とか、よくわからんコンサルが言いそうなセリフじゃないですか(言うな)

それが他の仕事につながったりして、おいしいんだから!(言うな)

だから実績としてホームページや会社案内で出しているだけで、実は苦手です。

苦手なくせに、関西人だからか、あるいは調子乗りの性分なのか、つい笑いを取りたくなって余計なことを言って自爆するとかも、割とあるあるです。

以前、梅花大学さんで授業させていただいた時には、ジェネレーションギャップなネタを壮大にぶっ込み、無反応という地獄のような空気を自ら作り出し、社会的な死を迎えました。

「言いたいことも言えない こんな世の中じゃポイズン」なんて、よくもまあ10代の前で言えたもんだなと。(言うたんかい)

やらかしと言えばもう一つ、以前、他市でプレゼンに参加したときの話をば…

昨年の出来事です。

私としては、小さな会議室で担当者3〜5人としっぽり話したりするだけだと思って呑気に会場に入ったのですが、ざっと10名以上の審査員がいたのです。

ここは、アサヤンのオーディション会場なのかい?

そして、そっとマイクを手渡されました。

「審査員とマイクと私」が揃いました(やかましい)

人材不足が叫ばれるこの時代に、どこから10名も集まってきたのか。

みんな忙しい仕事の合間をぬってまで、私のために時間を作らなくていいから!大丈夫だから!ここは私に任せて!逃げてー!…とか言いたかった。

ただ、10名以上の審査員を前に、終始挙動不審になりながら。

パワポも緊張であっちこっち飛ぶし、自分でも何喋ってんのかわからないし、心の中では(もう、どうでもいいから早く終わってくれ)と願いつつ、その願いが言動となり

審査員「最後に、自己PRをお願いします」

「特にありませんっ!!(キッパリ!)」

と言い残し、颯爽と会場を後にしました。

キリッとした表情だったかもしれない。眉毛とか特にキリッとしてたかもしれない。

担当者に「合否の結果は、後日お送りします」と言われましたが、これで合格していたら、私はもう誰も信じられないと思いつつ、普通に落ちました。

と、こんな感じで「人前で話すの得意ではありません」と正直に言っているのに、「またまた〜!謙遜しちゃって〜」とか言われることがほんとに多いので、これからはその返しをした人を、問答無用でぶん殴って行こうと思っています(暴力で解決)

ただ、こういう失敗もありつつも凹まずに、何度もチャレンジしてる自分は非常に愉快で楽しいなと思ったりもします。

このプレゼンの話を以前友達に話したら、腹がちぎれるくらい笑ってくれて「こうして人は、笑いのネタを人生の経験から得ていくのだ」と妙に満足しました。

失敗しない人生よりも、笑えるネタを。

そのネタで美味しいお酒を飲める人生のほうが1000倍楽しそう!ということで、前回の失敗を糧に、今日はプレゼンをしてきました。今日のプレゼンに受かったら、鬼の首でも取ったかのように全力で、ここで自慢します。

落ちたらしれっと、また次の挑戦をしようと思います!

おっしまーい。

ABOUT ME
みらいきって
株式会社みらいきって 代表取締役 大阪府茨木市に住んでいます! 子供は3人(高校2年、中学2年、小学5年) 好きな食べ物はグミと鮭おにぎり 短所は午後になると静かになること(眠い)長所は午前中元気なところ。
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