雑誌を読めば必ずと言っていいほどある、インタビュー記事。
私も美容院で雑誌を読んだときに、なんとなく芸能人や有名人のインタビュー記事を読むことがあります。
今回はインタビュー記事の書き方についての記事ですが、雰囲気を出すために色々小細工もしましたので、楽しんで読んで頂けると嬉しいです。
インタビュー記事の書き方がわからない
構成やまとめ方について知りたい
質問って何をしたらいい?質問の作り方は?
インタビュー記事の例文を見てみたい
インタビュー記事とは?
インタビューとは、
取材対象者に取材をし、それをライターが文章に起こしたもの
インタビュー記事(取材記事)の目的を考える
ただお話しするだけでは雑談となってしまします。インタビューの目的は、
「個人」・・・こんな風に見てもらいたい。知ってもらいたい、プロフィールの作成などの着地点があるということ。
「企業」・・・自社について(理念や方針など)、製品の紹介。
「イベントの案内」・・・興味をそそるよう、イベントの詳細などを伝える
事前にインタビューの目的をしっかりと考えること で、より鮮明に読者へ伝わる記事へとなります。
一貫して言えることは、取材対象者(インタビュイー)の「情報を引き出すこと」。これを常に意識しましょう。
インタビュー記事を書く前に:流れを事前に考えよう
インタビューはぶっつけ本番でするものではありません。しっかりと事前準備・先方にアポイントを取ったり、インタビュー後もやることは山積みです。
- 企画立案、打ち合わせ(インタビューの目的を具体的に考える)
- アポイント、インタビュー場所の決定
- 目的に合わせた質問をいくつか用意する
- インタビュー
- テープ起こし、聞き出した質問を編集
- インタビュー記事仮完成
- 先方チェック、推敲
- 完成
事前準備をしっかりと行い、インタビュー後は目的に合わせ、ライティング・編集・記事の整理を行いましょう。
インタビューの前に質問を考えよう。
頭で考えてるだけでは分からん!インタビューしてみたい!誰か良い鴨はおらんかぇ・・・
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いたーーーー!
旦那です。
顔出しNGとの事なんで、犯罪者のようですねー。
「はじめはー、遊びだったんですけどー」
っていうアフレコを入れたくなっちゃいますねー。
では早速!犯罪者。夫にインタビューしてみましょう。と、その前にインタビューの心得を確認。
インタビュー記事の書き方:心得について
取材対象者(インタビュイー)の情報をインプットすべし
取材前には、インタビューをさせて頂く方の情報をインプットすることが大切。情報を発信している方なら、事前にブログや著書などを読むと良いですね。
夫はサラリーマンで、ブログもSNSも全く興味がありませんので、本気のインタビューだったらインタビュアー困るだろうなー。
まぁ私はインプットしなくても、今日履いてるパンツの色まで知っているのでこの辺はクリアでしょう!
取材内容(質問)は事前に考えておくべし!
という訳で、いくつか簡単に考えてみました。ここで大事なことは、考えたものを質問するだけで終わらないようにすること。質問を投げかけ返ってきた答えから、掘り下げられそうなもの・面白くて興味のあることは臨機応変に対応しましょう。
インタビュアーは身だしなみ・服装に気を使うべし!!
服装や身だしなみがきちんとしている方が、していないよりも取材がうまくいく確率が高い。
引用元:(上阪徹 著「職業、ブックライター。上阪徹。」講談社から)
えーー!!家でインタビューするのに、ユニクロのステテコでインタビューしたらダメなん?!
えーえー!!めんどくさっっ
でも臨場感を出すためにはこれくらいしないとダメかぁ・・・
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着替えました(笑)
- OL時代のブラウスがどこ探してもなかったので、夫のカッターシャツを拝借。
- それっぽさを出すために社員証ならぬ、幼稚園の通園証。
- 出来るインタビュアーに見せる為、髪もハーフアップにしておきました!!
よし!バッチ来い!
良いインタビューのコツ:挨拶と相槌が大事である
これは当たり前ですよね!
相手が気持ちよく話すためには、基本中の基本です。
取材場所も選ぶべし!おもてなしすべし!
ゆったりとした気分で気持ちよく話していただくためには、取材場所も大切です。カフェや会議室の一室。ホテルのラウンジなんかもおススメですね!
家だしなー・・・どうしたもんかなー・・・
と、いう訳でセッティングしました。ちなみにビスコです。そしてインタビュー後、私が美味しく頂きました。
インタビューは書き方も大事だけど、取材も大事!
インタビュー記事のまとめ方について、後程説明したいので2~3質問しました。
あくまでも下記の取材(質問)は、後にインタビュー記事のまとめ方の例として出したいため、内容は極めてくだらないものであることをお詫び申し上げます。
仕事帰りの夫を捕まえて。
「えーこんにちは。お仕事お疲れ様でございます!早速インタビューします」
「お。。おおぅ」
「仕事で心がけていることはありますか?」
「皆が気持ちよく働けるように、協調性には気を使っています。」
「それは良いですね!今後もそれで一つお願いします。では、30代はどんな生き方をしたいですか?」
「仕事も家庭も楽しく過ごせたら良いなーと思います。」
「無難な回答ですね!面白くないやつめ!
あ!もしかして天パですか?ご自分の天パについてどうお考えですか?」
「そうですねー湿気には気を付けていますね。取り扱い方がいまだに良く分からないんです。」
「天パって大変ですねー。あなたのおかげで末っ子が天パです。ありがとうございました。以上です。」
インタビュー記事の書き方例文:まとめ方
インタビュー記事のまとめ方には、大きく分けて3種類あります。
上記のしょうもないインタビューを参考に、例をあげていきます。
インタビュー記事(原稿)の書き方①:一人称形式
インタビュアーは一切表に出さず、ライターがインタビュイーの代筆を行うイメージ。
取材対象者(インタビュイー)が一人で語る形式です。
【良い点】人柄が伝わりやすい。
僕は仕事において、協調性を一番重要視しています。それは、皆が気持ちよく働けることが最も大切と考えるからです。
それにより、仕事も家庭も楽しく過ごせたら良いなという願いもあります。
あと僕は天パなのですが、これからの季節、湿気には気を付けていこうと思います。
読者に話しかけているように書くことで、親近感を持って読んでもらうことが出来ます^^
インタビュー記事(原稿)の書き方②・構成:対談(Q&A)形式
インタビュアーとインタビュイーが会話してるように書く形式。
【良い点】読者が読みやすく、空気感も伝わりやすい。
※上記で書いた、『夫と私の顔つきの会話のやり取り』がこれに当たるのですが、違う例を出して書いてみます^^
まさお:インタビュアー
まさこ:インタビュイー
なるほどですね!ただ頭が大きいだけじゃなく、更に髪の毛を爆発させて大きく見せるという、テクニックまで駆使してるのですね
このように、実際会話してるように書くと、読みやすく、会話自体が盛り上がった場合、空気感が伝わりやすくなります。
インタビュー記事(原稿)の書き方③:三人称形式
ビジネス誌向けの書き方がコレ。
こちらは一人称形式とは対照的に、取材対象者の言葉は極力控え、ライターが第三者の立場に立ち客観的に文章を書きあげるものです。
【良い点】ビジネス誌・新聞向けで、重みのある発言に見せたい時、また重みのあるテーマに最適。
今回取材させて頂いた○○さんは、仕事において協調性を最も重要とされています。
仕事盛りの30代ですが、家庭も仕事も楽しくをモットーに活躍されております。
第三者が述べているように書くことで、言葉の信頼度はグッと増します。
インタビュー記事:構成は?
インタビュー記事は聞いたままを、ただまとめるものではありません。
取材対象者が一番言いたい事、読者に伝わってほしい事がストレートに届くような構成にしなければいけません。 その為に必要なことは
魅力的なタイトルをつける
⇒タイトルだけで、取材の内容やインタビュイーの想いが伝わるように
インタビューの目的をハッキリさせる
⇒冒頭で、なぜインタビューに至ったのか?何についてどんな事を語ってもらったのかを書く
インタビューしたものを、そのまま書かない。
目的やターゲット層を考慮し、伝えたいことが伝わる構成を心がける
取材対象者の意図をしっかりとくみ取って、言葉で表現する
インタビュイーの言いたいこと、一番思いがこもっている部分をしっかりと書き出してあげる
最後に、書いたものを本人に確認してもらい、納得いくものであればOKです^^
インタビュー記事の書き方や構成:まとめ
取材の練習台になってくれたのは、全く面白みのない夫でしたが、参考になりましたでしょうか?ここでは3つしか質問していませんが、実際は10個以上していました(笑)
うっとうしい嫁だなーと心底思ったはずです。私は正直、とっても楽しかったです。楽しかったから夫がどう思っていようと、あまり関係ありません。
「最後にインタビュアー(私)に一言お願いします。」
「愛してるよっっ!」
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ぐふっっ
おっしまーい