9月20日から開始した『主婦のキャリアを考える冊子を全国に配布したい』という目的のクラウドファンディングですが、皆様のご支援、応援のもと、1日で目標金額に到達いたしました!
これより、ネクストゴールに向けて挑戦していきます。
今回の記事では、このプロジェクトへの想いや、プロジェクト開始までの裏側について書いてみたいと思います!
キッカケと転機
こんなプロジェクトを立ち上げるくらいだから、さぞかしキャリアについて詳しいんでしょ?という声が聞こえてきそうですが、全くそんなことはありません。キャリアといえば、キャリアコンサルタントを思い浮かべる人も多いかと思いますが、絶賛勉強中の身です(10月末に受験予定)
転機といえばコロナです。
自粛生活中、本当に色々なことを考えました。色々考えすぎて、それを文章にするととんでもないことになりそうなので全ては書きませんが(おい)。失業してしまった主婦の友人、赤ちゃんがいて働きに出られない姉、そして過去にキャリアに悩んだ私。さまざまなことを考え、頭の中はグルグルしていました。
また、我が家には娘が3人いるのですが、将来子供たちが主婦になったとき、今のままで良いはずがない…!そんな思いがフツフツと込み上げ、まずは今の世の中や制度、働き方について学ぼう!キャリアについて知ろう!と決意。
そして翌日。
キャリアコンサルタントの養成講座に申し込み、お金を振り込んでいました。行動力がキモ過ぎる。
そうだ!クラウドファンディングに挑戦しよう
私は、長女が産まれてから約8年間専業主婦をしていました。2年半おきに下の子が生まれ、29歳で3人の子の母親になった私は「働きたい」「辛い」そんなことばかり考えていたように思います。
「ただ、働きたい」それだけのことなのに、子供に対し罪悪感を感じてしまい、私は子供を大切にできているのだろうかと悩んだり、私は、私を大切にできているのだろうか?と考えていました。
子供が保育園に入れなかったこと、再就職に失敗したこと、働くことに悩んだのは、誰のせいでもなく、自分自身が将来のキャリアビジョンをしっかり考えていなかったからだと3人の子を育てる中で思い知りました。
- 過去の自分は、どう説得したら将来の働き方について真剣に向き合うと思う?
- 過去の自分と同じような葛藤を抱えている人は、何があれば自分のキャリアに向き合うと思う?
- 世の中はどうやったら変えていける?
コロナで家にいる時間が多かったこともあり、そんなことを四六時中考えました。結論、
「主婦のキャリアを考える冊子を作って、全国に配ろう!主婦や、これから主婦になる人が手に取ってもらえるよう企業や産婦人科、公共施設に置いてもらったらどうだろう?
自社でやるのもいいけれど、声を広げるならクラウドファンディングはどうだろう?
誰かがやってくれるのを待つのは性に合わないし…やろう!やっちゃおう!
一人でやるのもいいけれど、主婦の声を拾いながら作りたい!よしプロジェクトメンバーを集めよう!」
そんなこんなで徹夜で企画書を作りあげ、2日後には動き出しました。行動力がマジでキモい。
↓ほぼ徹夜で作り上げた企画書・笑
一転、後悔する日々
うまくいかないことは付きものですが、ちっとも上手くいかないなと思う出来事が次から次へと訪れ、気が滅入ってしまい、ついには「失敗したらどうしよう」という恐怖で、諦めたくなります。
- 今だったら、プロジェクトメンバーに謝罪して、何もかも白紙に戻せるんじゃないか。
- 何もしなかったらリスクはないのに、なぜこんな面倒なことをやっているんだろう。
そんな気持ちになってしまうこともありました。
いつもそうなのですが、マイナス思考な気持ちとは裏腹に「自分ならできる!自分ならできる!」と謎の自信が生まれたり「やってみなきゃ分からないし、失敗したら、テヘ!♡と言って笑い飛ばしてしまえ」と楽観的な自分がいます。
やらないという選択肢は、きっとないのだろうなと思いましたし、それが私のアイデンティティなのだと思います。
だから起業したのだろうし、だから会社まで作っちゃったのだろうと思います。無難な人生ではありませんが、結構面白い人生で、自分では気に入っています・笑。
頑張って前を向いていると、協力者は現れる
クラウドファンディングはスタートダッシュが大切だと、知人から聞いていました。
私の行動に密着したら、ドン引きすると思います。とにかく、プロジェクトメンバーが10動いてくれるなら、プロジェクトリーダーの私は10,000動きますし、最初からそのつもりでした。
まだクラウドファンディングもスタートしていない、冊子さえ完成していない状況で、タブレット片手に、プレビューページを見せながら
「こんなクラウドファンディングをスタートさせます!クラファン?まだ始まってもいません!冊子もまだできていません!(できていないくせに、自信たっぷり・笑)だけど、すごくいい冊子を作ります!完成したら置いていただけませんか?」と、お願いしてまわっては結構な確率で門前払いされました(そりゃそうだ・笑)
帰り道、チーズタルトを買いながら(門前払いした奴らみんな、チーズタルトになってしまえ…)と、魔神ブゥみたいなことを思いながらチーズタルトを美味しくいただきました(メンタル強め)
次は、クラウドファンディングがスタートしたら、支援をお願いします!という連絡です。
ありとあらゆる人脈を使いに使って(笑)お願いしてまわりました。
ただ、こちらは皆さん物凄く温かくて「いつも応援してもらってるから、当たり前だよ!応援するよ!」「パソコンの前でスタンバイしとくからね!」「友達にも宣伝したよ!」と本当に温かいお声ばかりで嬉しかったし、心強かったです!^^
皆さんの応援のもと、開始直後には目標金額に近い400,000円が集まりました。
クラウドファンディングのページにも記載しましたが、私は『見逃し三振より空振り三振』という言葉が大好きです。困っている人、困っていた過去の自分を見逃すのは簡単です。見逃した方が無難です。行動なんて起こした先には、とんでもない落とし穴が待っているかもしれないし、何もしなければリスクもないでしょう。
でもバットを振り続けたら、もしかしたら球が当たるかもしれません。変な方向に球が飛んで行っちゃっても、それはそれで笑えます。
誰かが何とかしてくれると期待するより自分が動いた方が早いし、失敗しても笑っとけばいい。私はそう思っています。
応援してくださった方々へ
シングルマザーで、決して安くはない金額を一番乗りで支援して、応援してくださった瀬島さん、本当にありがとうございました。
クラファンにチャレンジするんです!って言ったら、「協力できることがあれば、何でもリクエストしてくださいね」と言ってくださった、一般社団法人終活協議会 代表理事 竹内様(竹内さん^^)ありがとうございました。「支援しようと思っているのに、CAMPFIREのアカウント作りに手間取っています」と仰っていたのが、個人的にキュンとしました・笑
コミュニティへの投稿を許可してくださった、株式会社office ZERO-STYLE代表取締役の落合様(落合さん^^)ありがとうございました。投稿した途端に「応援してるよ!」「今支援したよ」と、仲間からたくさんのメッセージとエールをもらい励まされました!
「ゆうてんか」マスターの岩橋様(りょうさん^^)コミュニティでの宣伝の許可、また拡散などの応援ありがとうございました。コミュニティの方々からのご支援が続々と集まり、心強かったです。
Linkedinに投稿したら、「ぜひコミュニティの方でも宣伝してください」とお声をかけてくださった、株式会社アバージェンスの葛西様(葛西さん^^)ありがとうございました。投稿直後から応援メッセージがたくさん集まり感動しました。
キャリコンでもなければプロティアンのどこにもまだ属していない(ついには検定にも落ちる始末)一体私は何者なんだ?!という状態にも関わらず、仲間に入れてくださった「関西プロティアン」の皆さん、応援してくださりありがとうございました。10月からは戦略塾生になるので堂々と参加しますが、それまではコソコソと参加します・笑
クラウドファンディングスタート直前、全面バックアップしてくださると申し出てくださった、一般社団法人プロティアン・キャリア協会様、4designs株式会社様、株式会社morich様、本当にありがとうございました!心より御礼申し上げます。
他
支援してくださった方々、これから支援してくださる方々には感謝の気持ちでいっぱいです。本当に本当に、ありがとうございます!!!
主婦や、これから大人になる子供たちにとって『もっと働きやすい未来』を、他力ではなく、キャリアに悩んだことのある主婦という立場から、声を広げていきたいと思っています。
- こんな小さな力が、冊子一冊が何になるんだと思ってしまうかもしれません。
- しかし、小さな力でも冊子一冊を作り配ることができたら、何かが変わるかもしれません。
新型コロナウイルスの影響で、気づけば暗いニュースばかりが聞こえてくる世の中になってしまいましたが、どんな時でも期待の矢印を自分の方に向けて、小さな一歩を踏み出せる人が増えることを心から願っています。
クラウドファンディングは以下よりご覧いただけます!
おっしまーい!^^