Instagram(以下インスタ)での情報発信は、企業のイメージアップやファンづくりにとても有効です。しかし、「始めてみたけど続かない…」「何を投稿すればいいか分からない…」という声も多く聞かれます。
そこで今回は、企業アカウントを“無理なく続ける”ためのコツについて、弊社のインスタ担当 安永まいこさんに聞いてみました!
01:発信する目的とイメージを明確に
まず大切なのは「何のために発信するのか」を明確にすることです。
目的によって投稿内容やトーンが変わってきます。
たとえば、
- 商品・サービスを多くの人に知ってもらう
- 地域密着で親しみやすい企業イメージをつくる
- スタッフの仕事ぶりを紹介し、案件獲得につなげる
- スタッフの人柄を感じてもらい、採用につなげる
などが考えられます。
発信目的は、必ずしも一つに絞る必要はありません。
私たちみらいきってでは、「こんなスタッフさんに仕事を頼みたい」と感じてもらえるようなコンテンツづくりを意識していますが、長期的には採用にもつながるように、スタッフ紹介やサービス紹介をリール動画で発信しています。
私たちも、みらいきってが”カフェ”から”オフィス”に変わったタイミングで、「何のために発信するのか」を考え直しました!
02:迷わない、止まらない!“型”と“固定日”で続けやすく
投稿を無理なく続けるためには、あらかじめ“型”を決めておくことがポイントです。
投稿内容のパターンをある程度決めておくと、毎回悩まずにすみます。
たとえば、以下のような“型”が考えられます。
- 商品・サービス紹介
→「1分でわかる○○」など、サービスの特徴や魅力を短い動画や4枚の画像でわかりやすくまとめる
- スタッフインタビュー
→「○○さんの1日」「○○ってどんな仕事?」など、決まった質問と構成で紹介する
さらに、撮影日を“固定”するのもおすすめです。日々の業務に追われると、自社の広報はどうしても後回しにされがち。しかし、インスタは「信頼感」や「共感」を育てる強力なツールです。地道な発信こそが、ファンや顧客との関係性づくりに役立ちます。
実際にみらいきってでは、過去に「自社広報がなかなか続かない…」という悩みがありました。そこで現在は、「毎週〇曜日は撮影日!」とルール化し、社内に定着させています。
たとえば水曜日に社内の様子を撮る、金曜日はスタッフインタビューを撮る…など、撮影を定例化することで自然と素材がたまります。
投稿開始前に、素材をある程度ストック(作り溜め)しておけば、「今週は撮影できなかった…」という時にも、安心して更新できますよ。

03:ひとりでがんばらない!チームで分担&効率化
可能であれば、インスタ運用はチームで分担するのがおすすめです。
「企画」「撮影」「編集」などをそれぞれ得意なメンバーで担当すれば、クオリティも上がり、スピードもアップします。
みらいきってでは、以下のように業務分担して運用しています。
- 企画・撮影:広報担当
- 編集:動画編集が得意なスタッフ
とはいえ、「うちは広報担当が一人だけ…」という場合も心配いりません。
たとえば、「撮影は月曜にまとめて行う」「編集は火曜に集中して行う」というように、自分の中で作業のルールを決めておくだけでも、グッと効率的になります。
04:“振り返り”がカギ
「いいねが少なかった…」「反応が薄かった…」と落ち込む必要はありません!
最初は反応が少なくて当然です。まずは“続けること”が何より大切です。
数週間に一度でいいので、過去の投稿を振り返ってみましょう。
- どんな投稿にリアクションが多かった?
- ストーリーズやリールの再生回数は?
こうした“振り返り”を重ねることで、自分たちに合った投稿スタイルやテーマが少しずつ見えてきます。
私たちも広報ミーティングで振り返りの時間をつくり、次のアクションを考えています!

おまけ:リール動画、実は手軽に作れます!
最近は画像投稿よりも、動画(特にリール)のほうが新規ユーザーに届きやすい傾向があります。「でも、動画って難しそう…」と思われていませんか?
実は、スマホ1台と無料アプリ(例:Canvaなど)があれば、十分クオリティの高い動画が作れます。画像投稿はデザインに時間がかかりますが、動画は「テキスト+BGM」だけでも十分伝わります。
「まずは1本作ってみる!」という気持ちで、挑戦してみてくださいね!
▼みらいきっての発信もぜひご覧ください▼
https://www.instagram.com/mirai_kitte_ibaraki