ブログを書き始める時、書き出しがなかなか思い浮かばずに書く手が進まない・・・
何となく書いているけど、本当にこんな書き方で良いのかな・・・そんなことで悩んだことってありませんか?
それともまさに今、悩んでこの記事にたどり着いてくださったのでしょうか?
リード文とは、まさに今あなたが読んでいるこの部分のこと。
そんな風に軽視されがちなリード文ですが、書き方ひとつでその後の文章を読み進めてもらえれるか。それともリード文だけで離脱されてしまうかが決まります。
この先、どんなに立派なノウハウを書いても、どれほど興味深い内容の文章を書いても・・・読まれなければ意味がありません。
ここでは、読者の心をつかんで離さない!リード文の効果的な書き方とリード文の必要性についてご説明します。
リード文とは?どこの部分?
ブログにおける書き出しのことをリード文と言います。
リード文は、文章の導入として冒頭に置かれ、記事全体の概要や要旨を簡潔に示す文章のことである。「導入文」とも呼ばれる。まとまった分量のある論説などの記事などでよく用いられる。引用元:weblio
リード文の役割は?意味はあるの?
人は何かについて検索した時、まずタイトルから自分の知りたい情報があるのかないのか判断します。
あなたも経験ありませんか?
タイトルから「この記事には自分の知りたい情報が書かれていそう!」と、クリックして記事を読んだこと。
逆に、タイトルに惹かれてクリックしてみたけど「違うかも」そう思って違う記事に移ったことってありませんか?30文字前後のタイトルから、記事の全体像を把握するのって案外難しいものです。
私たちは、タイトルの次に目に入るリード文から以下のような情報を得ようとします。
リード文の役割は以下の通り。
- 自分の悩みを解決してくれるかを読者へ知らせる
- 信頼おける情報かどうかを伝える
- 文章の相性
自分の悩みを解決してくれるか
検索してたどり着いた記事に、答えがあるのかないのか・・・つまり、リード文とは『約束』です。
タイトルを見てクリックしてくれたユーザーに対して「この記事はこんなことが書いてありますよ。あなたのこんな悩みを解決しますよ」という約束をします。
信頼おける情報かどうか
人より得意・人より少しでも専門知識がある。何かの専門家。そんな人の書いた文章というのは、ユーザーの信頼度も、より増すものです。
今はクラウドソーシングが一般的になり、専門知識を持ち合わせていないライターでも、それなりに記事をキュレーションして書くことが出来るようになりました。
キュレーションとは:インターネット上の情報を収集しまとめること。
しかし営業をしたことのない、ただのおっさんが良い感じに営業についてのノウハウを書いたところでユーザーの信頼は得ることが出来ません。
では、リード文で信頼を得る為にはどうしたら良いでしょうか?
それは、自分が何者であるのか、何についての専門家であるのかを書くことです。
例えば先ほどの営業に関して書きます。
- どうもこんにちは。営業コンサルタントの○○です。
- どうもこんにちは。ただのおっさんです。
いや・・・もうどちらが良いとかアホな質問はしません。
ただのおっさんを信頼出来るならするが良いわ・・・
ちなみに何の専門家か分からない人。
例えば食レポを主に記事を書いている人なら、食レポの記事を書く時だけ「週5でランチは外食です」とか・・・
子育てに関する情報を発信している人なら「子供を3人育てました。肝っ玉母ちゃんです」
そう書くだけでも、情報の信頼度はグッと上がります。
文章の相性を見ている
文章というのは相性があります。どんなに内容が濃くても、自分にとって読みにくい文章ってあるものです。
そして文章には個性・人柄が出ますので、リード文を読んだだけで「読みたいな」「読みたくないな」そう思うこともあるかと思います。
相性の良い文章だとスラスラ読み進めてもらうことが出来るので、自分の人柄をリード文で出すのも良いですね。
人柄を出すために効果的な書き出しは以下で説明しますね!
リード文の書き方・例文とコツ
リード文の書き方には、ある種。コツのような定型文的なものが存在します。
ここでは、例文を元に解説していきますね!
私の心の中、もしかして見えてるの?!あなたは誰?神なの?!作戦
- あなたはダイエットしているつもりなのに、もしかして余計に太っちゃった・・・なんてことでお悩みではありませんか?
- 結婚10周年記念に、妻に金一封贈りたい。そう思いませんか?
「あなたの為の記事ですよ」
そう思ってもらうことが出来れば、最後まで読み進めてもらうことが出来ます。
有名な言葉やセリフを引用して始めてみる
「お・・・親父にもぶたれたことないのに!!」
私は今日見知らぬオッサンに頭をどつかれた。
その前に・・・見知らぬオッサンに頭をどつかれるって、どんな状況なのかしら。でも、書き出し的にはかなりのインパクトですよね。
誰でも知っていることわざやセリフって頭にも残りますし、ついつい読み進めてしまうものです。たまにはこういうインパクトのある書き出しもお勧めです。
何やろか!?と疑問を持たせてみる
ココで一つ質問があります。私は北川景子に似ているでしょうか。それとも、ゆりやんレトリィバァに似ているのでしょうか?
ゆりやんレトリィバァ
あなたは今頭の中が「???(はてな)」でいっぱいでしょう。なんでここで「ゆりやん」が出てくるんやろ?ゆりやんて誰やねんと。
ちなみに最近、近所のス―パーのイベントにゆりやんが来ました。だからブログに登場させてみました(笑)このように「何やろか?」があると、答えが分かるまで読み進めたくなりますよね。例えば
- ダイエットにリンゴが効果的な理由は何だと思いますか?
- お茶と水、どちらがカロリー低いかご存知でしょうか?
というように、思わず「答えは何なの?!」と思ってしまう書き出しで、読者をひきつけるリード文を作ってみましょう。
インパクトドカン!!読まずにいられない状況に
- 浮気をする男性の80%が、マザコンだ!
- 嵐の大野君、実はゲイだった!
もちろんウソですけど、「え!!何?!ホンマに?!」と読まずにはいられない書き出しは、インパクトもありますし、読ませる効果は絶大です。
ただ、最初にものすごいインパクトを出してきた分、続く記事もそれなりに盛り上げて書く必要があります。
人柄が分かるようにする
人柄が分かるリード文の書き方は
- 日常のちょっとした出来事を書いてみる
- いつもの語り口調で書いてみる
- 経験談を書いてみる
- 方言があるならそれを使うのもひとつの手
こんな感じかなーって思います。ノウハウ系の記事って、特に堅い文章が本当に多いです。
すごい知識が豊富な記事でも、堅い文章が苦手な人からすると、リード文を読んだだけで「む・・・難しそう」そんな苦手意識を持ってしまいます。
もちろん、そのような記事を好む人も大勢います。
もしあなたが堅い文章読むの苦手だなって思うのなら、あなた自身の文章も柔らかくなるように心がけてみて下さい。
そうすると、あなたと相性の良い読者は、リード文から最後まで記事を読み進めてくれるでしょう。
リード文とSEOの関係
リード文は、SEOとも深い関わりがあります。最近のSEOでは、ページ滞在時間が重視される傾向にあります。
前述したリード文の書き方で、ブログにやってきた読者の心をしっかり掴み、記事を読んでもらうことができれば、おのずと滞在時間も長くなりますよね。
私がおすすめする、滞在時間を伸ばすリード文は以下の通り。
- 結論を書く
- どのようなことについて書いてある記事なのか伝える
- 簡潔に伝える
参考にしてくださいね!
まとめ
リード文がなかなかうまく書き進められない人は、記事を書き終えた後に、最後に書いてみるのもおススメですよ^^
最初に読まれる文章だから、最初に書かなければいけない決まりなんてありません。
自分だったらどんな文章の書き出しだと「読みたい」と思うのかを意識して書くと良いですね!