ライターの仕事にはリサーチが欠かせませんが、調べている時に
と思う時ありますよね。私は割と思う方です。
自分自身の読解力の無さを呪うしかないのですが、呪っただけで書けるものではありません。そこで重要なのが理解できる工夫です。今回は
- リサーチの重要性
- 図解を用いてリサーチを効率よく進めるコツ
について解説していきます。
ライターはリサーチが約7〜9割を占める職業
ライターの仕事は、
「書くのが得意だから向いてると思うんだよね」
「自分、書くことで生きていたいっす」
というように”書くことだけ”に注目しがちです。もちろん、日常や自分自身がコンテンツとなる、コラムライターやエッセイストであれば「書くことが好き」という「書く力」はとても大切な要素になります。それでもリサーチ力は欠かすことが出来ません。
ライターのジャンルは幅広くありますが、「書く力」+「リサーチ力」は必須のスキルとなります。
リサーチの重要性
突然
と言われたら、どこまで正確に、スラスラ書けるでしょうか?
ちなみに我が家は文鳥を飼っていますが、スラスラ書ける自信はありません。頭の中にあるフワッとした情報だけでは、根拠を示すことも難しいですし、何より自分自身がしっかり腹落ちしていない状態では書く手が止まってしまいますよね。
映画や書籍のレビュー記事なんかも同じで、「この人の視点は面白いな」と思う人の文章は、独自の視点でしっかりリサーチされていることに気づきます。
- インタビュー記事
- 広報誌
- 解説記事
- 企業PR
- ランディングページ
- 映画や書籍のレビュー記事
など、他にも仕事として文章を書く時には、どこまでリサーチをしたか?によって、文章の深みや内容は大きく変わってきます。
リサーチはなるべく一次資料まであたるようにしましょう。
とはいえ、リサーチするのって難しいものです。
という方は、このまま読み進めてください。
複雑な文章は図で考えて思考の整理をする
”書くのが苦手”という人は、『書くこと』が苦手なのではなく、『思考を整理するのが苦手』なことが多かったりします。
更に思考を整理するのが苦手な人は
- リサーチをする時に頭がごちゃごちゃになってしまう
- 物事を難しく考えすぎてしまう
という特徴があります。
思考を整理するためには、文章を図に落とし込んで考えるのが一番わかりやすいので、ここからは図で考えることのメリットや考え方について解説していきますね。
図で考えることのメリット1:思考の整理ができる
文章ではわかりづらいことも、図に落とし込むことでシンプルに考えることが出来ます。
例えば、物事を掘り下げて考えていく時には、結論からどんどん深掘りして、リサーチ内容をまとめたり
結論から枝分かれさせていく方法も、思考の整理に役立ちます。
一貫性のあるテーマであれば、ピラミット型の図を使うとわかりやすくなります(この図はピラミットがひっくり返っていますが)
比べる時には、比較の図を用いると思考を整理することが出来ます。
映画や書評レビューなんかは、道のりを見える化する図がとても役立ちます。
文章は、単語の組み合わせによって作られます。
動詞や形容詞、名詞を代名詞に置き換えたり、色々な言い回しができることで情緒的な表現が可能なのですが、欠点は、プロセス(過程、工程、方法)としてシンプルに考えることが困難になります。
そんな文章における欠点を補えるのが『図』です。
図は文章のように情緒的な表現は出来ませんが、思考を整理させるためのプロセス(過程、工程、方法)に当てはめることが得意なのです。
図で考えることのメリット2:思考がシンプル化する!
考えるときに図を用いると、取捨選択が自然とできるようになります。
リサーチをしたことがある方なら分かるかと思うのですが、どれも大切に思えてきませんか?あれも、これも書いた方がいいんじゃないの?という気持ちになってしまい、結果的に
と自分でも頭が混乱してしまいます。
様々な図を用いてリサーチ内容をまとめることで、
- これは大事、これは特に解説の必要はない
- この順番に解説したら伝わりやすのでは?
というように、脳内イメージをシンプル化させることが出来ます。
まとめ:ライター歴9年の私が教えるリサーチ方法:複雑な文章は図で表してみよう!
- 徹底したリサーチはライターにとって不可欠
- リサーチは図解を使うと分かりやすくなる
- 図解を使うことのメリットは、思考の整理と思考のシンプル化
簡単にですが、「桃太郎」を図解で表してみました。物語は一切書いていないのですが、図だけでもストーリーは伝わるかと思います。
余談
最近アニメーションが使えるようになったので、勉強がてら作ってみました!
おっしまーい!