ブログやTwitter、Facebook、InstagramにYouTubeなど、現代ではあらゆるメディアで個人が発信できる時代になりました。
個人の影響力がビジネスにも関係する
いわゆるインフルエンサーと呼ばれる人たちを見ていたらわかりますよね。
みんなが自由に情報発信できる時代、人を惹きつけることが出来なければ、極端な話、埋もれてしまいます。今回は、セルフブランディングについて解説していきます。
- セルフブランディングとは
- 「これは痛い!」間違ったブランディング失敗例
- セルフブランディングが上手な人とヘタな人の違い
- セルフブランディングを成功させる方法
- メディア別セルフブランディング方法
セルフブランディングとは
セルフブランディングとは、
『self=セルフ(自分自身で)』
『branding=ブランディング(ブランド化する)』
ことです。
確かに、自分自身をブランド化させなさいと言われると「お前どんだけのもんじゃい」って思いますよね。
もう少しわかりやすく説明すると、企業に属していなくても『自身』をプロデュースすることで、個人が影響力を持ち、『自らをメディア化させることができる』。ということです。
「セルフブランディング」が上手くできると、
- SNSでのフォロワーが増えたり
- 拡散されやすくなったり
- ファンがついたり
- 商品が売れやすくなったり
- 価格競争に巻き込まれなかったり
『個人の価値』を高めることで、ビジネスも上手く回り出します。
本題に移る前に、こういうブランディングは注意してね!という、間違ったセルフブランディング事例をまずご紹介していきます。
「これは痛い!」間違ったブランディング失敗例
好き嫌いは人それぞれ違うので、一概に「それは嫌われるな」とも言い切れないのですが、ビジネスにおいて、マイナスと働く場合が多いものを集めてみました。
繰り返しますが、セルフブランディングの概念は人それぞれです。以下でご紹介する「痛い」と言われるセルフブランディングでも、中には成功されている方はいます。
「おたく、めっちゃ宣伝しますね」ブランディング
これは、ウザいのでやめた方が良いです。
良きタイミングでローンチ(商品を公開)するのであれば何ら問題はないのですが、なんかもう、ギラッギラしてる人、怖いです。
よく見かけるのが、ブログ記事内での「おたく、めっちゃ宣伝しますね」ブランディング。
記事の内容と全く関係ないのに端々に「無料キャンペーン!〇〇!」みたいな感じの宣伝が入るやつ。
けど、「記事は読者の悩みを解決したり欲求を満たすもの」だと考えると、無意味な宣伝を過多に入れること自体、「思いやりないなー」と思ってしまいます。
TwitterとかのSNSでも、『宣伝しか』流さない人は、この人、宣伝のために生きてるのかな?(白目)と思ってしまいます。
ダメダメポイント過剰な宣伝は、「ここまで宣伝しないと申し込みされないのか」とマイナスに働く場合もあります。
「はいはい、金持ち金持ち。すごいすごい」ブランディング
これはFacebookに多い気がします。
「ワイングラス」と「ホテルのラウンジ」と「なぜか時計が見えるようパチリ(たっかい時計なんやろな)」
そういう人を見かけると、
とつっこまずにいられません。
「金持ちに見せること」に何のメリットがあるのか不思議なのですが、見てるこちらは「そんなに金持ちアピールしたら、居場所を特定されて泥棒に入られやしないか」とドキドキします。
ダメダメポイントブランディングって、自分をよく見せたり幸せアピールすることじゃないですよ
「君、私生活でも嫌われとるやろ」自己中心的ブランディング
- 自慢
- 自分を見て!アピール
- すごい人にだけ媚びる
- 上から目線
誰もがオンラインで発信できる世の中だけど、それはオフラインの世界とほぼ変わりありません。嫌われる人は嫌われる。
ダメダメポイント自己中はやめて!
「うそやん。その実績うそですやん」ブランディング
100万円稼いでいます!
とか、あと何だろ?
最近見かけたのは「毎日1クリック!自動収入!知りたい方はコチラ」という謎投稿。
あと、毎日1クリックするだけで自動収入が本当にあるんだとしたら、もうSNSでそんな情報教えなくていいから、ご自身で毎日クリックしてウハウハしてたらよろしいやん。と思ってしまうのは私だけでしょうか?
ダメダメポイント嘘か本当かは割とすぐバレる。
セルフブランディングが上手な人とズレてる人の違い
ブログやSNSを見ていると、「この人はセルフブランディング成功してるなぁ」と思う人もいれば、「見せ方が少しずれてるかも?」と感じる人がします。
ズレてしまってる人は、大きく分けて2つ問題点があります。
- 自分の強み、魅力に気づいていない
- 相手が求めるものを形にできていない
1:自分の強み、魅力に気づいていない
人は誰でも、誰かに対して憧れを抱きます。特に今は誰もが情報発信できる世の中になったので、そういう人を見つけやすいでしょう。そして周りが皆すごい人に見えてしまう時があります。
- 自分はどんな人間か?
- 強みや魅力は?
- どのような立場から物言いするのが最適なのか?
ここを大切にしておかないと、軸がぶれてしまいます。
2:相手が求めるものを形にできていない
『相手が何を求めているか?』ここに気づけてない人って、とても多いです。
「相手が何を求めているか?」を把握できないと、確実に「おやおや?」というセルフブランディングになってしまい、ズレが生じてしまいます。
相手が求めていることを形にできていないと
- SNSで「いいね」や「シェア」されにくい
- SNSから仕事の依頼が入らない
- ブログの認知度がいつまでたっても上がらない
- ブログからの問い合わせや申し込みが少ない
- 価格競争に巻き込まれてしまい、値下げしないと売れなくなる
など、ざっとあげただけでもマイナス面がとても多いことに気づきます。
セルフブランディングを成功させる方法
上記から、「あれ?自分はセルフブランディングできてないっぽいぞ」と感じた方はこのまま読み進めてください。
セルフブランディングを成功させる方法は、3つ。
- 自分の魅力、強み、弱み、得意、不得手が何なのか把握する
- 自分に求められていることは何か考える
- 発信に一貫性を持たせる
解説していきます!
1:自分の魅力、強み、弱み、得意、不得手が何なのか把握する
ありのままの自分を、どのように発信したら「最適な形」で相手に伝わるのか考えることです。そして魅力や強みをキチンと把握した上で、弱みや不得手な部分も見せれると良いなと私は思います。
「自分の魅力、強み、弱み、得意、不得手が何なのか把握する」ことが出来たら、次はその中から相手に求められていることは何かを考えます。
「すごい」という部分だけでは、嫌味な人になってしまいそうな感じしませんか?人間なのだから、未熟な部分だってあるし弱みだってあります。
強みも弱みも、得意も不得手も、ひっくるめて自分です。
私の場合だと、
- 面白いことが好き
- 難しい内容を噛み砕いて、わかりやすく説明するのが得意
- 文章書くのが得意
- 講師業をしてるけど、人前で喋るのは苦手。
- 誤字脱字が多くて、編集者によく注意される
- こうして発信してるとすごい人と思われがちだけど、普通の主婦
経歴や実績を抜きにすると、だいたいこんな感じです。めっちゃ普通ですよね。強みや魅力は何も突飛なことでなくても良いのです。
2:自分に求められていることは何か考える
とはいえ、何が求められているかなんて、実際発信していかないと分からないことです。
色々試してみて、周囲の反応をみながら(いいねやRTの数)どんどんアップデートしていきましょう!
ブログも同様、どのような記事だと反応があるのか考えながらアップデートしていくことをお勧めします。
3:発信に一貫性を持たせる
「私は皆さんのために、役立つ情報を発信しています!」と言いながら、のぞいてみるとサービスの告知ばっかりだったとか。
「ムムム?」と相手に感じさせてしまう理由として、『発信に一貫性がない』ということもあげられます。
発信に一貫性を持たせることで、『この人といえば、これ』というポジションを少しずつ築くことができるので、そこは崩さないで欲しいなと思います。
メディア別(ブログ・Twitter)セルフブランディング方法
ここでは、『自分メディア』を作るのに最適なツール『ブログ』と、爆発的な拡散力とチャンスの宝庫である『Twitter』の2つをピックアップして、それぞれのセルフブランディングについて考えていきます。
ブログ
ブログはいわば名刺のようなもの。
過去の記事が資産となり、ずっと読まれ続けるものです。記事一つ一つが「ブランドの一片」となり大きなブランド力を持つものです。
記事はもう世の中に溢れていますし、大手企業も記事を量産しています。
と思ってしまう人もいるかもしれませんが、個人だからこその強みだってあるはずです。
上記であげた、自分の強みや魅力をどう見せれるか?考えながら一つ一つの記事を丁寧に、だけどスピード感を持って発信することが大切です。
爆発的な拡散力とチャンスの宝庫であるツイッターも、セルフブランディングには最適なツールです。
おすすめは、トレンドとして上がっている内容が自分のビジネスに関連するものの場合、専門的な立場から発信することです。トレンド情報を話題にツイートすると、単純に、見てもらえる母数が増えるので人の目に留まりやすくなりますし、専門家としての認知度も上がります。
ツイッターで発信する際のポイントとしては
- どのポジションから物言いをするのか
- 共感
- 納得
を意識すること。
どうセルフブランディングしていくかで発信内容は変わってきますが、ビジネスとは関係ないところをうまく取り入れて認知度をあげるのもおすすめです(私はこのパターンです)
知り合いを例に出すと
- カウンセラー
- 助産師
など、社会的にも確固たる地位がある場合は、専門家という立場からのツイートの方が伸びやすい傾向にあります。
逆に、実績や経歴はあるけれど社会の認知度としては低いものに関しては、専門的なツイートもしつつ、それ以外の人間性を見せれるツイートの方が好まれる傾向にあります。
まとめ:『痛いセルフブランディングはもうやめよう!』Twitter・ブログを使って認知度をあげる方法
セルフブランディングとは
「これは嫌われるな」間違ったブランディング失敗例
- 「おたく、めっちゃ宣伝しますね」ブランディング
- 「はいはい、金持ち金持ち、すごいすごい」ブランディング
- 「君、私生活でも嫌われとるやろ」自己中心的ブランディング
- 「うそやん。その実績うそですやん」ブランディング
セルフブランディングが上手な人とヘタな人の違い
- 自分の強み、魅力に気づいていない
- 相手が求めるものを形にできていない
セルフブランディングを成功させる方法
- 自分の魅力、強みが何なのか把握する
- 自分に求められていることは何か考える
- 発信に一貫性を持たせる
メディア別(ブログ、Twitter)セルフブランディング方法
『自分をプロデュースする』ってなんだかカッコいい感じがしてワクワクしませんか?笑
- ブログのPVは増えてきたのに一向に申し込みが入らない
- フォロワー数が伸びない、反応が薄い
- 価格競争に巻き込まれている
そんな方に、セルフブランディングはおすすめですよ!
おっしまーい!
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