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ブログ記事の見出しの作り方|記事構成からロジック的に考えよう!

高倉さん
高倉さん
  • 文章を書くのが苦手!
  • 書いても書いても上手く書けない!
  • 書き終わった後、自分の文書を読み返してうんざりする。

あなたはブログを書くとき、構成と見出し(アウトライン)をしっかり考えていますか?書く手順が毎回違う。書いてるうちに頭がこんがらがっちゃって、自分でも結局何が言いたいのか分からない。なんてことになっていませんか?

 

今回の記事では見出しをロジック的に考える方法について解説いたします。

伝わる記事のポイントは、見出しと構成が大切

文章が上手い人=言葉の言い回しや言葉の選び方が上手い人。言い換えるなら語彙力(ごいりょく)のある人だと誤解してる人がいます。

 

もちろん、文章は言葉の組み合わせですから、センスや言い回しも必要な要素の一つかも知れません。

 

ですが、相手に文章を読ませようとするのであれば、読み手にとって読みやすい構成を考える必要があります。文章は作り方・見せ方で読まれるか、読んでいて伝わりやすいかが決まります。文章の構成は、コツと流れさえつかむことが出来れば、あとは自分の言葉で文章を肉付けしていくだけ。

 

説明していきますね!

文章の見出し(構成)はロジックツリーで考えていく

ロジックツリーとは

問題解決で、本質的な問題がどこにあるのかを絞り込む場面や本質的な課題に対して解決策を考える場面などに用いられる。

引用元:グロービズマネージメントスクール

このような図をみたことはないでしょうか?

ロジックツリー

見出しや構成を考えるときだけでなく、物事を冷静に考えたいとき人は、頭の中で思考を整理していきます。子供が熱を出したとき、わたしは頭の中でよくこんなことを思います

このように、主軸(ブログで言うならキーワード)を決め、そこから物事を掘り下げていきます。ブログで記事を書く場合、このロジックツリーは2パターンに絞って考えると良いでしょう。

 

上記の図で説明したものは、『なぜ?』と赤文字で書かれていますが、これは『WHYツリー』と呼ばれるもので、主に『問題の原因を考える時』に便利です。

もう一つは『HOWツリー』です。『どのように?』と質問していく時に使うもので、主に『問題の解決策を考える時に便利です。

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ロジックツリーを組み立てていく時は、読者が知りたいことは何?から文章を考える

ブログではロジックツリーを2パターンで考えることが出来る。というのは説明しましたが、実際は読者さんが知りたいことは何か?読者さん(ペルソナ)に質問していくのが一番分かりやすいかな?って思います。

ロジックツリー

↑で例えるなら(内容はかなり短絡的ですが)

『子供が熱を出してしまったとです』

え!!?何で?!原因は分かってるの?

『そういえば夜中起きたとき、お腹出して寝てたからかも』

何でお腹出して寝てたの?!部屋の温度が高すぎたとか?

『そうかも・・・それか、最近暑くなってきたのに、まだ春用パジャマ着せてるから暑かったのかも・・・』

他の原因は考えられないの?

『幼稚園で風邪が流行っていた気もする・・・』

幼稚園で流行ってるの?!なんで流行ってるって分かるの?!

『咳してる子もいてたし・・・毎年この季節になるとお休みの子が増えるんです~ひぇ~』

 

頭の中だけで整理しようとしても、なかなか思い浮かばないことが多いです。

そんなときは、読者さん(ペルソナ)に話しているような気持ちで考えていくと分かりやすいですよ^

文章の構成を考えるために、小見出しは先に作っていく

文章を書きながら小見出しを作っていく人はいませんか?

 

先に小見出しを作ってしまった方が、結果的にそこに肉付けしていく感じで文章も作りやすいし、読みやすく伝わりやすい文章になります。

先ほどロジックツリーで書き出したもの、ひとつひとつは小見出しに使う事が出来ます。

ロジックツリー

[aside type=”boader”]

タイトル『子供が熱を出した!春の風邪?原因は?』

見出し1 寝冷えしてない?

見出し2 春先は体温調整が難しい!最適な寝室の温度と湿度

見出し3 寝汗は風邪の原因になるよ!パジャマの衣替えはいつが良い?

見出し4 春先の風邪、疑われる原因は?

[/aside]

というように、ロジックツリーから小見出しを考え出すことが出来ます。

小見出しごとに一番伝えたいこと(結論)を先に決めておく

ブログの記事は、小見出しと、それに続く文章がいくつか集まってひとつの記事が出来上がります。

 

一つ一つの小見出しの中で結論がないとダラダラと何が言いたいのか分からなくて、リズム感なく、テンポも悪く感じるものです。

 

ブログの記事全体で結論を書こうと思わないで、一つの大きな結論を小見出しで少しずつ解決していくイメージで書いていくと、読者さんに伝わりやすく優しい文章を作ることが出来ますよ。

見出しが少ない!不足してる情報はない?を見ていく

キーワードを狙って書く場合、ライバルよりも質の高い記事を書かなくては!という気持ちも大切です。しかし大前提として、読者さんにとって不足してる情報はないか?という気持ちで競合調査することをおススメします。

 

競合調査(ライバルチェック)とは、狙ったキーワードで実際検索してみて、大体1~10位くらいのサイトを見てみること。

 

先に競合調査をしてしまうと自分の軸がブレてしまうので、『読者さんにとって不足してる情報はないかな?』という気持ちで見ていきましょう!

図や画像を使った方が分かりやすいなと思う見出しはどこですか??

文章であれやこれや書いたって分かりにくいことも、図やイラストを見ればスッと頭に入ってくることもあります。上記で『小見出しは先に作る』と書きましたが、その中で図やイラスト、画像を使った方が読者さんに伝わりやすいかな?と思うものはありませんか?

 

図やイラストを作るのって手間もかかるし時間もかかります。面倒だな。文章だけで何とかしよう。そんな気持ちも分かります。

 

ですが、もし文章だけでは伝わりにくいと判断した場合は、手間を惜しむことなく、とことん読者さん目線に立って分かりやすく説明することも大切です。

記事の見出し(構成)を考える手順まとめ

  1. キーワードを選定
  2. ターゲットを決める(ペルソナを考える)
  3. 読者さんの知りたいことは何?読者さんに質問する気持ちで聞いてみよう
  4. ロジックツリーに書き出していく
  5. 小見出しを考える
  6. 小見出しの中で伝えたい事・結論などを箇条書きしていく
  7. 文章を打ち込んでいく
  8. 競合調査(ライバルチェック)する
  9. 情報をもとに追記していく
  10. 見直して分かりにくい表現はないか、ダラダラとメリハリのない文章ではないか推敲していく
  11. イラスト・画像・図が必要な所を考えて作成
  12. タイトルを決める
  13. アイキャッチ作成

推敲とは文章を読み返し、チェックしていき、悪いところがあれば直していくことです。

まとめ

ブログって簡単なようで実は難しいですよね。

 

ただ文章を書くだけなのに、書き出すと自分でも何が言いたいか分からなくなっちゃたり、読み返してみると『分かりにくいな』って感じることもあるかと思います。

 

そう感じることは、そのまま読者さんも感じることです。

 

この記事が、文章を書くことが苦手だと思っているあなたのお役に立てればと思います。

おっしまーい^^

ABOUT ME
のりこ
(株)みらいきって代表|メディア編集長|文章を書くことと、コンテンツ制作が大好き|キャリアコンサルタント|3姉妹の母|大阪府民| お腹が減ると、ちょっと不機嫌になります!鮭おにぎりが好き