さて、ブログに限らず
- メール
- ビジネス文書
- メルマガ
- レポート
など、誰かに何かを伝える文章というのは、
- 『考えの整理』
- 『文章構成』
- 『文章表現』
この3つが重要なポイントとなります。
その中でも今回は、記事を書き始める前に考えておきたい
『考えの整理』
『誰に 何を どんな風に伝えるか』
について、説明するでござる!
- ブログを書こうと思っても、どう書けばよいのか分からなくなってしまう
- ペルソナとか、分かっているようで実はよく分かっていない
- パソコンに向かってから無駄に時間を消耗してしまう
ブログの書き方:『考えの整理』が大事な理由(わけ)
ブログを書いていて、この悩みに直面する人の約9割は(わたし調べ)書き始める前の『考えの整理』を省略していたり、いい加減に考えています。
『考えの整理』とは、言ってしまえば土台のようなもの。
ここがしっかりしていないと、いくら後の文章構成⇒文章表現が上手くても
と、反抗期のまさおが言い出します。
旅行に行く時、当日いきなり行き先を決めて出発する人はいませんよね。文章もそれと同じで、キチンとした手順で目的に向かって書いていくことが大切です^^
旅先をどこにするか?旅行の目的は?
(何について書くのか、誰に向けて書くのか?何を伝えたいのか)
『考えの整理』
どうやって目的地まで行く?
(どのような順番で伝えようか)
『文章構成』
現地では、どのように過ごそうか?何をしようか?
(では実際、どんな風に書く?)
『文章表現』
この手順を省いてしまうと、目的地まで効率よく行けなかったり、現地についても、どこに行けば良いのか分からず迷ってしまいます。
しっかりと手順を踏むことで、より効率的に、より伝わりやすく書くことが出来ます^^
この手順を踏まずに書き始めると、
と、まさおが反抗的な態度で立ち向かってきます。
3ステップ+1で『考えの整理』をしてみよう
と言われても、思考の整理というのは順序良く行わないと、頭がこんがらがっちゃって・・・
と、訳が分からなくなってしまいます。そこで、思考の整理を行う方法として
『誰に 何を どんな風に伝える』
+
『あなたはなぜそれを伝えたいのか』
というものがあります。人と話す時のことを想像してみてください。
『誰に』料理をしたことのない男性に
『何を』カレーを作ってもらう時は
『どんな風に伝える?』最初にお肉を炒めて次は~と、手順をしっかり教えますよね。
『なぜそれを伝えたのか?』手順よく作り方を丁寧に教えることで、失敗することなくカレーを作ってほしいからです。
このように私たちは人と話す時、無意識に『誰に向けて』『何を話すか』により、『伝え方』を変えています。
文章を作るときも、いきなり書き始めるのではなく、誰に向けて、何について書くのか?その場合、どんな風に伝えれば良いのか?を考えてから書くことって大事ですよ^^
『誰に』を決める理由は、どんな風に伝えるかを考えるため
ペルソナは、なぜ設定する必要があるのか
ブログを書くときに、誰しもが口にする『ペルソナ』を設定しましょう。という決まり文句。
ペルソナを設定する理由は、 たった一人の人物に向けて書くことで、より伝わりやすく書くことが出来るからです。
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ペルソナを設定する理由は、確かにたった一人の人物に伝えるためです。しかし『たった一人の人物に伝わるように』とフワッと考えてしまうと、書いてる目的を見失ってつまづいてしまう時があります。これを
『どんな風に伝えれば、ペルソナは納得してくれるのだろう』
と思考を変えると、記事を書くときの方向性が少し明確になってきますよ。
『誰に』を決める理由は、『どんな風に伝えるか』という書き方の方向性を決めるため
どんな情報(何を)?から見えてくる、キーワードの重要性
何を書けば良いのか分からないまま書き始めるから、書いてるうちにしんどくなってしまうんだね!
例えば・・・
子供の発熱について知りたいと思っていても、何について知りたいかは、人によって違います。
これがペルソナの本当の悩みになります。
『子供 発熱 在宅ケア』
で調べる人は、子供が熱を出したときの在宅でできるケア方法を探してる人だし。
『子供 発熱 嘔吐』
で調べる人は、熱を出した子供が突然嘔吐した。考えられる病気は何だろう?と必死で検索してる人です。
キーワードを狙って書くときは、『何について知りたいか』を把握していないと、ユーザーの検索意図とずれてしまいます。
『子供 発熱』よりも『子供 発熱 嘔吐』の方が、より検索ユーザーの悩みが分かりますよね。キーワードは3語を狙って書いた方が良いというのはその為です。
- 何について知りたいかを把握することで、伝え方は変わる。
- 何について知りたいかを把握することで、本当の悩みが見えてくる。
- 『何を』が明確になると、ユーザーの検索意図が分かる
どのように伝えるのか?』を、より具体的に考える方法
では次に、その人にはどのように伝えると伝わるでしょうか?読みやすさを感じ、最後まで読んでもらえるでしょうか?
そこで考えたいのが
認知レベル
緊急性
認知レベルよって、伝え方は変わります
伝えようとしている人物は、そのことについてどれくらい認知しているのか?
図を見ると分かりますが、 認知レベルが低い(初心者)ほど、人数は多くなります。逆に上にいくほど専門的で人数も少なくなります。
例えば私は今回の記事を、ブログ中級者に向けて書きました。ブログを書き始めたばかりの人ではなく、ある程度書き方について調べたり実践してみたけれど、書いてる途中でつまづいてしまう。そんな人がターゲットです。
なので『ペルソナ』という言葉一つにしても、説明を端折って(はしょって)います。
つまり
認知レベルが低く(初心者)そのことで悩んでいる人が多い場合
多くの人が知ってる言葉に変換するか、言葉の意味を追記して、分かりやすく伝えることが求められます。
認知レベルが低い人(初心者)は苦手意識を感じてしまっているので、読むことの敷居が低く感じられるよう、優しくテンポよく共感される記事が好まれます。
認知レベルが高く(専門的)そのことで悩んでいる人の割合が少ない場合
不必要な説明は読みづらさを感じてしまいます。より踏み込んだ内容で、より具体的で端的な記事が好まれます。
伝えようと思っている人が、どれくらいの知識を持っているかで伝え方は変えないといけない
緊急性によって、書き方が変わります
次に緊急性です。
例えば、Wordpressを壊してしまったとします。画面は真っ白です。ついでに言うなら、画面の前のわたしも白目です。
早く何とかしなきゃ!!そう思ってググった時に、リード文が
いやー暑いね!帽子被ってると蒸れちゃうから脱ぎたいんだけど、脱いだら頭がいびつな形してるんだよね。山みたいに膨らんでるんだ。という訳で今回は、
- WordPress壊した?
- WordPressなぜ壊れたし。
- WordPressマジ訳わからんし。
の3本でお送りするよ!
いや、これは緊急性があろうとなかろうと、ムカつくな。
話がずれてしまいましたが(ずらしたの私だけど)、これ以外にも、子供が急にけいれんを起こした!とか、クーラーが壊れた!暑い!とか・・・
何を今すぐ知りたいとき(緊急性が高い時)
リード文は短めに。 結論も先に述べてから、具体的に説明していくとよいですね^^
緊急性の低いユーザーに対しては
リード文でいかに引き込むかが重要になります。そして、文章の構成は順序良く、読みやすさを重視し(結論は下でも大丈夫)伝えると良いでしょう。
その人が今どういう状況で記事を読んでいるのか?その人にはどう伝えるのか?それを知る為にも記事を書くときには『緊急性』を考えるようにしてみて下さいね^^
緊急性によって、リード文の長さや文章構成を変えよう
あなたは、なぜ伝えたいのか?で見えてくるブログを書く目的
書く前に一度、じっくり考えてみてください。
記事を書くときは相手目線で、ペルソナを考えて・・・どう伝えるのか?そればかりに目が行きがちです。ですが、あなた自身はどうなのか?自分はなぜ伝えたいの?を考えてみることも大切なポイントです。
自分自身が
- 『伝えたい』
- 『○○だからこの記事を書きたい』
という、しっかりとした目的と気持ちを持って書くこと。
ブログの書き方『考えの整理』:まとめ
誰かに何かを伝える文章は
- 『考えの整理』
- 『文章構成』
- 『文章表現』
この3つが重要なポイントとなります。
何気なく書く記事もたまには良いですが、ブログは目的を持って記事を書くことで、あなたのビジネスの強い味方になってくれますよ。
おっしまーい!^^