主婦の起業

子育て中の主婦が起業するなら「プチ起業」もあり!小さな事業で育児と両立を

高倉さん
高倉さん
最近、主婦で起業をする人が増えてるんだって!

ただ、子育て中の起業となると「育児と両立できるだろうか」という不安がありますよね。

 

そこで、子育て中の主婦におすすめなのが「プチ起業」という方法です。

 

プチ起業では大きな売上を目指すのではなく、パート代程度の収入を目安に事業を進めていきます。やってみたい事業があるけれど、子育てもないがしろにしたくない、という方におすすめです。

 

この記事では、プチ起業の詳しい内容や、主婦で起業する場合の向き不向きについても解説しています。

 

ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

  • 主婦におすすめの「プチ起業」
  • 子育て中の起業に向いている人
  • 主婦起業を成功させるために必要なこと

子育てと両立したいなら「プチ起業」がおすすめ

高倉さん
高倉さん
起業というと、「年商◯千万円!」のようなものすごい成果を出している人をイメージしちゃう!

しかし事業を始めるからといって、大きな収入を目指さなければならない、というわけではありません。会社員の営業職のようにノルマがあるわけでもありません。

 

ですから、最初は「自宅のローン代くらい」とか「子供の教育資金は私が稼ぐ」のような、緩やかな目標設定でも良いのです。

 

今は子育てを優先するけれど、子育てが落ち着いたら事業を大きくしていく、という計画を立てておくのも1つの案でしょう。

 

エリザベス
エリザベス
実際、夫の扶養の範囲内で起業をしている主婦の方はたくさんいらっしゃいますよ。

※収入の金額に関係なく、起業した時点で扶養を外れてしまう健康保険もあるので注意してください。

このような、月の収入としてパート代程度を目指す起業の仕方は「プチ起業」とも言われています。

子育て中の起業に向いているのはどんな人?

起業は「やってみたい」という気持ちさえあれば、誰でもできるものです。とはいえ、やはり向き不向があります。

エリザベス
エリザベス
子育て中の起業に向いているのはどんな人なのか、確認してみましょう。

行動力がある

起業をして成功した人に備わっているもの、それは行動力です。

 

とくに子育てと両立しながら起業するためには、限られた時間をうまく使わなければなりません。悩んでいる時間はとてももったいないです。

エリザベス
エリザベス
「やりたい」「気になる」と思ったら、迷っていないで行動に移してみましょう。

インターネットやパソコンを使える

子育て中の起業では、小さく事業を始めてリスクを最小限に抑えるのが鉄則です。

 

そのため、最初から人を雇うのではなく、事業のすべてを一人でやっていくというのが現実的です。事業を一人でやる上では、次のような作業も必要になります。

  • インターネットを通してクライアントとやりとりする
  • オンラインでミーティングを開く
  • インターネットを活用して受注する
  • 経費の管理などの事務作業を行う

こういった作業は、インターネットやパソコンを使って行います。

 

特にクライアントとの連絡は、メールやアプリを使うことが当たり前になっています。

 

起業する場合は、インターネットの環境があることと、パソコンを使えることが前提だと考えておきましょう。

人に教えることが得意

起業する上で「人に教えることが得意」という人は、非常に有利ですよ。事業が軌道に乗ってくると「もっと仕事の幅を広げたい」と考えるようになるはずです。

 

しかし子育て中は事業にかけられる時間が限られているため、事業を大きくするためには「外注化」が必要になってきます。

※外注化とは

外部の業者や個人事業主へ仕事を発注すること

事業を外注化するさいは「人に教える力」がものを言います。

  1. 人に教えるのがうまければ、人が早く育つ
  2. 人が育ってくれれば、事業が育つ

といった具合に、事業の成功を加速させてくれることでしょう。

コツコツと仕事をするのが得意

起業というのは、外から見ていると華やかなように見えますが、実は地味な作業も多いです。試行錯誤の連続ですし、情報収集は欠かせません。

 

子育て中に起業している人は、時間を確保するためにスキマ時間を積み重ねて仕事をこなしている人もいます。

エリザベス
エリザベス
このように、子育てをしながらの事業は、まさにコツコツの連続です。

結果が出ることを急がず、長期的な計画で進めていける人が子育て中の起業に向いていると言えるでしょう。

主婦の起業|事業を成功させるために必要なこと

主婦が起業を成功させるために必要なことは、次の4つです。

  • 無理せず続けられるよう、計画はゆるやかに
  • 家族の理解を得られるよう努力する
  • 事業は小さく始める
  • 売上ばかりを追い求めず、やりがいを大切にする

それぞれ、詳しく説明します。

無理せず続けられるよう、計画はゆるやかに

自分の力で事業をやっていくというのは、とてもやりがいを感じられることです。

 

それゆえに、事業にのめり込んで無理をしてしまう…というのはよくある話。しかし無理をして体調を崩してしまったら、家族に心配をかけてしまうでしょう。

 

「子育てを優先」と決めて起業するなら、無理は禁物です。ときには、「もっと仕事をしたい」という気持ちをぐっとこらえて、ブレーキを踏むことも意識してください。

エリザベス
エリザベス
無理せず事業を続けられるよう、計画はゆるやかなものにしましょう。

家族の理解を得られるよう努力する

主婦が起業する際、家族の理解を得ることはとても大切です。

 

実際、「なんでわざわざ起業するの?」だとか「パートに出ればすむ話」という理由で、家族に反対されてしまう主婦もいるのです。

 

家族を説得する際には

  • なぜ起業をしたいのか
  • 起業をしてどんなことをしたいのか
  • どのくらいの収入が見込めるのか

といったことを、あわせて話してみましょう。

 

また、自分が起業することで「家族にとってどんなメリットがあるのか」という視点で話をすると、風向きが変わるかもしれません。

  • パートとして働くよりも、家族との時間を優先できる
  • 自分のやりたいことで仕事をする姿を、子どもに見せられる
  • 起業すれば定年がない

など、家族を説得できそうな「起業の理由」を考えてみてください。

事業は小さく始める

「事業は小さく始めるのが鉄則」とはよく言われることです。

 

とくに子育て中の起業は、なるべく家庭からお金を持ち出さずにすむよう、工夫しましょう。事業が失敗した場合のことを考え、夫や子どもに迷惑のかからない程度の初期費用にするのが理想です。

  • 店舗や事務所は構えず、自宅で起業する
  • なるべく在庫を抱えない
  • 高額な機器はレンタルする
  • 事業は少しずつ大きくする など

身の丈にあった起業を目指していきましょう。

売上ばかりを追い求めず、やりがいを大切に

売上という数字ばかりを追っていると、事業を楽しく感じられません。事業が楽しくないと余裕がなくなり、そのしわ寄せは家族へいってしまうでしょう。

 

事業をやる以上、もちろんお金をいただくことも大切です。しかし、お金ばかりに執着せず、やりがいを大事にしてください。

エリザベス
エリザベス
せっかく子育て中に起業をするのなら、自分がやりがいをもって仕事をしている姿を子どもに見せたくありませんか?

あなたがイキイキと仕事をしている様子は、お子さんにいい影響をもたらしてくれるはずです。

主婦の子育て経験は必ず事業に活きてくる

高倉さん
高倉さん
専業主婦として子育てにたずさわる期間は、社会復帰する際には「ブランク」とみなされやすいのが心配。

 

しかし子育てをしている間に、いつの間にか身についたスキルはたくさんあるものです。

例えば、公園で初めて会うママと当たり障りのない会話をこなした経験は、クライアントとのコミュニケーションを取るのに役立つでしょう。

習いごとの送迎は時間管理の能力が必要ですし、料理をしながら子供の相手をするのだって、マルチタスクをこなしている状態です。

事業が始まれば、子育てだけでなく家事をできる時間も少なくなる、と心配になりますね。しかしそれは見方を変えれば、やらなくてもいい家事の判断ができるようになるということです。今までよりも、さらに効率的に家事をこなせるようになるかも知れません。

 

また事業を展開していく上では、主婦をやっているからこそ浮かぶアイディアがあるはずです。

 

主婦というと「家事と子育てだけをしている人」と言われてしまうこともありますが、考え方次第では強みに変えていけますよ。

まとめ:子育て中の主婦が起業するなら「プチ起業」もあり!

子育て中の主婦が起業するなら「プチ起業」もあり、ということをお伝えしました。

 

子育て中の起業についてまとめると、次のことが大切だと言えます。

  • やりたい気持ちがあるなら、まず始めてみる
  • 初期費用はなるべく抑える
  • やりがいを大切にする
  • 無理をしないよう長期計画で
  • 家族の理解を得られるよう努力する

起業はいつでもできるものです。

 

だからこそ後回しにせず、「やってみたい」という今の気持ちを大事にして一歩を踏み出してみましょう。子育てとの両立は、事業を進めながら「いい具合」を探っていけばいいですよ。

 

おっしまーい^^