『Google砲』とは2019年から注目を集めている集客方法の一つですが、トラフィックが10倍、20倍になることもある流入チャンネルで、爆発的なアクセスを生み出すのが特徴。
わたしは先日google砲を受け、1日で約32,000PV獲得しました。まだGoogle砲はおさまっておらず、2日経った今でもたくさんのアクセスを集めています。
今回は、Google砲について考えたことや発動させる条件について調べました。
- Google砲とは?新しい集客方法
- Google砲の効果・メリット:アクセス急増!
- 『Google砲』に載る条件
- 『Google砲』掲載されるまでの手順
- Google砲?アクセスを調べる方法
Google砲とは?新しい集客方法
Google砲とは新しい集客方法として注目されており、2019年からさらに強い注目を集めています。
こんな画面を見たことはありませんか?
『Google Chrome』『Googleアプリ』を開くと、おすすめ記事が表示されるこの画面。個人に合わせたおすすめ記事が表示される仕組みになっています。
『Googleといえば検索するもの』という認識が強く、最新情報に関してはSNS、特にTwitterと比べると遅れをとっています。
ユーザーが検索したものを表示させるのがGoogle最大のメリットですが、反面、検索しないことは紹介できませんでした。しかし、個人に合わせた『おすすめ記事』が表示されるようになったことで、検索はしないけれどユーザーが興味をもつ最新情報を届けることができるようになったのです。
Google砲は短期間でアクセスを集める一過性のものですが、効果は2〜3日続く人が多く(この記事を書いているのはGoogle砲を受けた翌日ですが、まだアクセスを稼いでいます)メリットや効果も期待できます。
Google砲の効果・メリット〜アクセス急増!
実際Google砲を体験してみて、どのようなメリットや効果があったのか解説していきます!
Google砲の効果:アクセス(PV)が激増する
記事を更新して1時間後くらいにふと。GoogleAnalyticsを見ると、リアルタイム200PVを超えていました。
ですが、この時は『google砲』を発動させているとは夢にも思わず、
と、このアクセスはSNSのものだと完全に思っていました(笑)←SNSからだと思い込んでいたので、アクセス元を確認することもなく。
SNSでのシェアスピードが緩やかになってきたにも関わらず、リアルタイムアクセスはどんどん増えていきます。記事を公開したのが朝9時。お昼を過ぎる頃には300PVを超え、流石にわたしも
と不安になりました。
そろそろ石上さんに相談する時がやってきたのではないかと。(すぐに頼る奴)
ふとリアルタイムのアクセス元を確認すると「googleapis.com」と見たことの無い表示が。
それみたことかと。
悪質なサイトですよ。
と絶望的な気持ちになりながら、そっと画面を閉じて、とりあえずお昼ご飯を作ることに。
洗い物を終えパソコンに向かうと、さらにアクセスが増えていたので、震え上がります。
「googleapis.com」
とは何なのか?とりあえずココは調べとこ!と思い、検索したら『google砲』という言葉を見かけました。
冒頭から『google砲とは!』と偉そうに書いてきましたが、実はここで初めてgoogle砲という言葉を知りました。
とにかく、アクセスを一気に集めるので、最大のメリットはPVが爆増することかと思います。
そこから派生して、様々なメリットをもたらすのがこの、『google砲』です。
Google砲の効果:収益が増える
わたしはアドセンスは貼っていないし、アフィリエイトリンクは貼れそうなものがあるときだけ貼るという感じだったので、収益については期待していませんでした。
ですが、昨日だけで(まだ未確定ですが)約4万円のアフィリエイト収益が発生していました(他の記事のものも合わせてですが)。記事にアドセンスやアフィリエイトリンクをしっかり貼っているサイトであれば、収益はアクセスに比例してかなり増加すると思います。
あとは、仕事のご依頼のお問い合わせが入ったりもしたので(これはお断りしましたが)広告収益だけでなく、全体的に収益が発生しやすい状態を作り出せるのだと感じました.
Google砲の効果:問い合わせが増える
- 市のHPに掲載しても良いかというお問い合わせ
- 補正予算が成立したら、メディアで紹介しても良いか?という確認
- 個人のサイトで記事を引用してもいいかという問い合わせ
などいただきました。
記事の内容にもよりますが、お問い合わせも若干増えると思います。
Google砲の効果:被リンクが増える(SEO効果)
google砲により、被リンク、サイテーションも増えました。
- SNS(TwitterやFacebook)でシェアされる
- 個人ブログで引用される
- メディアに取り上げられる
上記のように幅広く拡散されることで被リンクやサイテーションが増えるので、SEOの順位も上がりやすくなります。
『Google砲』に載る条件
わたしは狙った訳ではないのですが、「googleのおすすめ」に掲載されたサイトを分析したり体験談を読むと、このような条件を満たしていたのではないか?と思うところがあったので解説していきます。
ちなみに『Googleおすすめ』に掲載された記事はこちら
条件1:トレンドにのる。ユーザーが興味を惹くコンテンツ
ネットやニュース、Twitterでは今、コロナウイルス関連の話題で持ちきりなのですが、その中でも『持続化給付金』という言葉を何度か目にする機会がありました。
つまり、『トレンド』として人々の関心を集めているものです。
ユーザーの興味や関心のあるトレンドネタは、目を惹きクリックされやすい傾向にあります。わたしが書いた記事は間違いなくトレンドではあるのですが、トレンドネタを記事にする運営者は沢山います。
条件2:ユーザーに有益なコンテンツ、独自性(滞在時間)
『持続化給付金』について書いてあるサイトは多くありました。
実際読んでみてわたしが記事に対して受けた印象は、『経済産業省のHP』に書いてある内容を若干言葉を変えて載せたり、少し追記している記事が多いなーということ。
とわたしは思ってしまったので、自分ならどんな記事を書けるか考えました。
ここでは『google砲』を意識するというより『SNSウケ』を狙っていました。
経済産業省のHPは難しく、計算方法は書いてあるものの、瞬時にその計算式を思い浮かべることができません。よく読んで内容を理解するとわかるのですが、面倒くさがりな人だっています。
そんな人のために、書いてあることをしっかり噛み砕いて誰でも理解できる記事にしました(独自性)
そうすることで、記事を理解しながら読み進めてくれます。結果的に滞在時間が伸び、有益なコンテンツだと判断されGoogleの評価につながったのかな?と感じました。
条件3:Googleにインデックスされている
当たり前のことなのですが、GoogleにインデックスされていなければGoogleが記事を認識しません。インデックス登録も記事公開直後に行いました。
条件4:SNSからの流入と拡散を狙う
今回の記事は狙ったキーワードで検索すると、経済産業省のHPやニュースサイト、NHKなど大手のサイトが検索上位に上がっていました。
なので最初からSEOではなく、SNSからの流入を狙って書きました。
思った以上にシェア、RT(リツイート)されたので、記事への流入が増えたことも条件として当てはまったのかな?と思います(真意はわかりませんが)
条件5:見やすい(クリックされやすい)画像やサイト構成
もともとSNSでのアクセスアップを狙って書いた記事なので、SEO狙いの記事と比べるとアイキャッチはクリックされやすいよう工夫しました。
アイキャッチで工夫したポイントは
1:ターゲットをしっかり書く
2:何の記事なのか一目でわかるような画像を用意する
3:無料などつい目を惹く言葉
4:ターゲットの悩みや疑問を言語化
こうすることで、「Googleおすすめ」に載った時にクリックされやすくなります。
また、他のおすすめ記事をみて感じたのはアイキャッチがしっかり用意されているだけでなく、サイト構成がキレイだということ。
表示崩れもなく、見出しと本文が良いバランスで構成されているなーと感じました。
Google側も、『Googleおすすめ』に載せる責任があるので、最低限のことはチェックするのかな?と感じました。
『Google砲』掲載されるまでの手順
わたしの場合狙ったわけではなく、気づいたら載ってた!という棚からぼたもちな感じでしたが・・・
掲載されるまでの手順を分析すると、誰でもGoogle砲を狙えるチャンスがあるかもしれません。わたしも、チャンスがあればまた狙いたいと思っているので、手順を載せておきますね!
1:注目の話題、トレンドをリサーチ
最近のわたしは毎日更新を続けているので、ネタがあれば飛びついてでも書きたいと思っています(笑)
注目の話題があって、自分にも書けそうなテーマだったら書きたいと思っているので、最近は特にアンテナを張り巡らせています(情報収集は主にTwitterですが)
『持続化給付金』については、自分も興味があったので記事を探して読んでいたのですが、どれも「経済産業省のHPを見ればわかることしか書いてない!」と思ったので「よし!わたしが書こう!」と思いました。
2:どこに需要があるかを考える
記事を書くときは『どこに、誰に需要があるのか考える』ことが大切です。
今回の場合だと、『持続化給付金』について知りたい事業者は沢山いて、その方たちは
- 自分は対象になっているのか
- 申請方法について知りたい
- 「支給額」がいくらになるのか知りたい
という悩みや欲求があることがわかります。
もちろん、経済産業省のHPだけで理解する人もいると思います。しかし、理解できない人もいますよね。
そこで考えることは『経済産業省のHPに足りないものは何か?』です。
わたしは以下のように考えました。
- とにかく難しいと感じてしまう
- 計算式は書いてあるけれど、初見では「むむ?」となってしまう
- 計算式は書いてあるけれど、実際数字を出してのモデル(例)を書いていないので分かりにくい
上記の問題点を解決する記事にできれば、需要ある記事になります。
3:記事を書く
なるべく上記で説明した『需要ある記事』に近くよう書いていきます。
- 専門的な言葉を噛み砕いて説明
- 難しい説明はイラストを使う
- 流し読みしても内容が伝わるように
そんなことを考えながら書きました。
4:目を引く、クリックされやすいアイキャッチを考える
こちらも上記で解説しましたが、もともとSNSを狙って書いた記事なので、アイキャッチには時間をかけました。記事を書く時にわたしは
- SEO(検索)狙い
- SNS(シェア)狙い
- 気晴らし(何も狙わないで書く)
この3つから書くことが多いのですが、その時、記事によって重視するポイントを変えています。詳しくはまた他の記事に書こうと思いますが、SNS狙いの時は、アイキャッチを大切にしています。
これがGoogle砲に直接関係したかどうかは分かりませんが、流れとして加えておきます。
5:インデックスに登録する
記事を書いたらすぐに、インデックス登録しました(これは毎回ですが)
6:SNS(Twitter、Facebook)公開
ニュースでも話題になっている
「フリーランス(個人事業主)」
「法人」
が支給対象となっている『持続化給付金』。
自分の支給額がいくらになるのか、自動でわかるフォーマットを無料で配布しています!
※不具合などありましたら、ご指摘ください><#持続化給付金
https://t.co/LY0KLFG1e2— のりこ@主婦ライター (@noriyuayuzuyui1) April 15, 2020
SNSに公開するとき工夫したことは、
- 読んで欲しい人に向けた言葉を追加した(フリーランス、法人の方など)
- ハッシュタグをつけた
それだけなので、特に説明することもなく・・
人が関心を持っている話題なので、ハッシュタグを付けたことで、より多くの人に検索してもらえたのかもしれません。
7:GoogleChromeおすすめに掲載(Google砲)
おめでとうございます!公開後1時間ほどでGoogle砲ドッカーン!でした。
まとめ:Google砲を狙う!「Googleおすすめ記事」に載る条件とは?!【体験談】
Google砲とは?新しい集客方法
Google砲の効果・メリット:アクセス急増!
- PVが激増する
- 収益が増える
- TwitterやFacebookなどのシェアが増える
- 被リンクが増える
『Google砲』に載る条件
- トレンド:ユーザーが興味を惹くコンテンツ
- ユーザーに有益なコンテンツ、独自性(滞在時間)
- SNSからの流入と拡散を狙う
- Googleにインデックスされている
- 見やすい(クリックされやすい)画像
『Google砲』掲載されるまでの手順
- トレンド、注目の話題をリサーチ
- どこに需要があるかを考える
- 記事を書く
- クリックされやすいアイキャッチを考える
- インデックスに登録する
- SNS公開
- Google砲
Google砲を自分でうまくコントロールするのは正直難しいです。
実際わたしもなぜ載った?と聞かれたら、「たぶん」とか「だと思う」というふわっとした回答になってしまうと思います。
ただ、
- ユーザーが今興味のあることは何なのか?
- 需要ある記事とは?
と、コンテンツを本質から考え作れば、そのチャンスは誰にでも訪れるのかな?とも思います。わたしもまたGoogle砲がくることを期待しながら、地道にコンテンツを作っていこうと思います。