書いた記事が最後まで読まれていないと感じたことはありませんか?
記事は最後まで読まれて、はじめてお問い合わせや申し込みにつながるものです。
今回は『読まれないブログの特徴と対処法』について解説していきます。
読まれないブログの特徴と対処法
『答えがズレている』一貫性を保てていない
知りたいことから書かれていない
隠れている悩みを考えていない
『読まれるブログ』チェックシート
『答えがズレている』一貫性を保てていない
たまにありませんか?興味を持って読み始めたのに、途中で
「これは私が知りたかったことじゃない」
と感じ、そっと記事から離れたこと。
これって何も記事だけはなく、リアルでも割と遭遇することです。「なんか違うかも?」と相手に感じさせてしまう原因として、以下が考えられます
聞かれたことに答えていない
聞かれたことと違う答え
例えば
ねぇねぇ、ルンバ使ってみてどう?
ここは不便だなって思うこととかあったら教えてよ
ルンバね、めっちゃいいよ〜!もうペットにしか見えなくて、『だいごろう』っていう名前までつけてしまったでござる〜。
しとしとぴっちゃん、しとぴっちゃん。ちゃ〜ん!だいごろ〜!ってもう、気分は子連れ狼でござる。おわり
みたいな感じです(例えが下手くそ)。
まさこさんが知りたかったのは、ルンバの使い心地と不便に感じたこと。
きっと、購入を検討しており、実際使ってみた感想やデメリットについて知りたかったのでしょう。
ブログも同じで
タイトルと本論がズレていたり
問題提起と補足部分がズレていたり
一貫性が保てていない記事は離脱や、読後にモヤモヤを残す原因となります。
- タイトル
- 問題提起
- 本文
- 補足
- まとめ
最初から最後まで、答え(結論)がブレず一貫性や整合性が保たれていると、読み応えのある記事になります。
対処法
対処法は2つあります。
1つ目は、意識をすること
2つ目は、結論からどんどん枝分かれさせてブレがないかチェックすること
記事を書くときに、一貫性は保たれているかな?違うこと書いてないかな?と常に意識することでここの問題は半分以上カバーすることができます。
もう一つは、質問に対する答え(タイトル)を結論からどんどん枝分かれさせ、ズレているものがないか、書けることはないか確認することです。
ここは以下で詳しく解説していきます。
知りたいことから書かれていない
WEBの文章は結論を後回しにすればするほど離脱率が高くなってしまいます。あと、イライラさせてしまいます。
知りたい順番ってないですか?
「結局何が言いたいー!」って文章を読みながら思ったことないですか?
例えば会社を休むときに送るメールで
実は昨日から熱がありまして…
朝熱を計ったら、一応微熱だったのですが、頭痛がひどくて。
もし風邪なら皆さんにうつすかも知れませんし、行くか行かないか、迷ったのですが今日は会社をお休みしようと思います。
あと、よだれが止まりません。
この文章は
「理由」「補足」「結論」の流れになっていることで、回りくどい文章になっています。
伝わる文章にするのであれば
昨日から熱があるので今日は会社をお休みさせていただきます。
朝熱を計ったら微熱でしたが、頭痛が酷くて。
行くかどうか迷いましたが、皆さんに風邪をうつしてはいけないので、念の為様子をみます。
同じ内容ですが、「結論」「理由」「補足」にするだけで「あ〜会社休むんだな、こういう理由だな、なるほど」と読み進めることができますよね。
対処法
記事では、
- 大きなものから小さく
- 大切なことから書く(結論から書く)
- 上部に読者が顕在的に知りたいこと
- 下部に読者が潜在的に知りたいこと
を意識しましょう。
『顕在的に知りたいこと』とは・・・明確になっている悩みへの回答
『潜在的に知りたいこと』とは・・・表面的ではない隠れた悩みへの回答
そうすることで「なるほど!」→「わかった!」→「行動」へと読者の気持ちをスムーズにに切り変えることができます。
隠れている悩みを考えていない
隠れている悩み(潜在的な悩み)とは、表面化していないけれど本質的に感じている悩みのことです。
例えば「子供が野菜を食べない」という悩み。
以下のような悩みを思い浮かべますよね。
なぜ食べない?
野菜を食べるようになるには?
しかし、悩んでいるお母さんの気持ちを深く考えると
食生活の乱れで子供が体調を崩さないか心配
健康に育ってほしいと思っている
作ったご飯を残さず食べてほしい
という潜在的な悩みが見えてきます。
潜在的な悩みをカバーしてコンテンツを作ると、例えば以下のような構成が思い浮かびます。子供が野菜を食べないのはなぜ?
- 野菜を食べないとどうなるのか
- 成長に影響はないか
- 専門家の意見は?
- 食べないことを容認することによってわがままにならないか
- 野菜を食べるようになるには
- コツや秘訣
- 体験談
- おすすめの本
- おすすめのレシピ
潜在的な悩みまで理解した、かゆいところに手が届く記事というのは、最後まで読まれるだけでなく読者の心を動かし、行動へつながる可能性を高めます。
- 他の記事も読んでもらえたり
- サービスや商品があるなら購買に至ったり
対処法
一つ目は。明確になっている悩み(顕在的な悩み)をまず書き出します。そこから「なぜ?」と読者に質問してみることです。
→ペルソナを意識した具体的な文章の書き方|ペルソナと会話してみよう
二つ目は、そのキーワードで検索したり、関連キーワードツール、共起語を調べたり、Yahoo!知恵袋を見る方法です。
狙ったキーワードを様々な方法で調べると、一方向にしか見えていなかった悩みを多角的に捉えることができます。
『読まれるブログ』チェックシート
記事を書いた後に「読まれないブログになっていないかな?」とチェックしてみましょう。
『読まれるブログ』チェックシート
- キーワードに対する答えが書かれている
- 聞かれたことと違う回答をしていない
- リード文で読者の悩みに共感できている
- 「タイトル、本文、補足、まとめ」の一貫性が保たれている
- 潜在的な悩みを理解できている
- 潜在的な悩みをカバーする記事になっている
まとめ:【チェックボックス付き】読まれないブログの3つの特徴と対処法
『答えがズレている』一貫性を保てていない
知りたいことから書かれていない
隠れている悩みを考えていない
「読まれるブログ」チェックシート
ブログを最後まで読まれたい
記事のエンゲージメントを上げたい
「たかが記事」「されど記事」です。一つ一つの記事を丁寧に仕上げることは、結果的にブログの可能性を広げることにもなりますよ!
おっしまーい