ライター/文章について

漢字とひらがなの使い分け『漢字を開く』知っておくと便利な表記ルールについて

高倉さん
高倉さん
自分が書いた文章を読み返すと絶望的な気持ちになる…なぜこんなにも堅苦しいのか…
まさこ
まさこ
どうしてあの人の書く文章はやわらかい感じがするのだろう…

『漢字とひらがなのバランスを考えて書くといい』とはよく聞きますが、文章を作るとき『表記ルール』を作成している人ってあまりいませんよね。

 

わたしも作ってませんし(爆)

 

今回は意識するだけで、文章自体がググッとやわらかくなる『漢字の開き』について解説していきます。

  • 漢字を開くとは
  • 漢字とひらがなのバランス『開くときのルール』
  • 『開く』が適用されやすい品詞について
  • 「開く漢字」一覧表

漢字を開くとは

 

漢字をあえて、ひらがなにすることを『開く』といいます。逆に、ひらがなを漢字にすることを『閉じる』といいます。

 

改めて考えてみると、朝起きてから寝るまでのあいだ、文章を目にする機会ってめちゃくちゃ多いですよね。

  • WEBメディア
  • SNS
  • LINE
  • メール
  • 書籍

テレビだって、テロップが流れています。

まさお
まさお
わざわざ漢字を『開く』理由はなんてあるの?

理由は、ひらがなの割合を多くすることで、文章自体がスマートでやわらかな印象になるからです。

 

書き手・作り手には『読みやすい文章、伝わる文章』を書くことが求められますが、そのひとつとして『漢字を開く』ことが含まれます。

 

テレビを見ていて『ありがとうございます!』というテロップが『有難う御座います』になっていたら、「ワォ!」って思ってしまいますよね。

 

漢字とひらがなのバランス「開くときのルール」とは

 

漢字を『開く』ことに決まったルールはありません。メディアやサイト、媒体によって独自のルールを用いている場合がほとんどです。

 

しかし、ある程度のルールや法則は存在します。以下で詳しく解説していきます。

ルールや法則を知るより、『開く』漢字一覧を見たい!という方は、飛ばして読んでください!(『ジャーンプ』リンクをクリックすると、開く漢字一覧へジャンプします)

ジャーンプ!

『開く』が適用されやすい品詞や言葉

 

漢字を開くとき、法則のようなものが存在します。難しい漢字や当て字をひらがなにすることは想像できますが、それ以外でポイントとなるのは『品詞』です。

 

殿
殿

『品詞』は学生のころ習ったと思うけど、あれ難しですよね。

 

『品詞』とは接続詞や助詞、動詞、形容詞など、単語を文法的な機能に分類したものです。ですが、別に今回の記事は品詞について詳しく解説する記事ではないのでサラッと理解するくらいで問題ありません!

 

『開く』が適用されやすい品詞や言葉は以下の通りです。

  • 複合動詞
  • 補助動詞
  • 副詞
  • 連体詞
  • 形式名詞
  • 難しい漢字
  • 当て字
  • 同じ語句が続く場合
まさお
まさお
ちょっと何言ってんのかわからないです。

品詞とか突然いわれても、なんのこっちゃわかりませんよね!めちゃくちゃ簡潔に解説していきます!

複合動詞

 

『複合動詞』とは、『動詞』+『動詞』というように、動詞が連なる品詞のことです。この場合、後半の動詞は開くと読みやすくなります。

例えば

走り続ける

読み直す

という言葉は

『走る(動詞)』+『続ける(動詞)』

『読む(動詞)』+『直す(動詞)』

というように、「動詞」+「動詞」で成り立つ言葉です。この場合だと、連なる動詞の後半部分の漢字を開きます。

走りつづける

読みなおす

補助動詞

 

『補助動詞』とは文字通り、補助としての役割がある「動詞」のことです。

例えば

お支払い頂きます

お菓子を取って下さい

「お支払い頂きます」を例に解説すると、

『支払う(動詞)』に対して、補助として「頂く」という動詞を使っています。

ですのでこの場合は以下のように開きます。

お支払いいただきます

お菓子を取ってください

頂く(動詞)」単体で使用する場合(例えば「お金を頂く」のように、頂く自体が動詞の役割を果たすもの)については閉じて使います。

副詞

 

副詞とは「添える言葉」と解釈をしていただけると分かりやすいと思います。他の言葉をより詳しく説明する品詞です。

殿
殿
副詞は漢字で書かずにひらがなに開いて使用すると、スマートな文章になるのでおすすめです。

例えば

最も読まれている

本を一杯読む

副詞は開かずにそのまま使うと堅苦しい文章になりがちなので、気づいたときには『ひらがなで書く』ことを意識してみるといいですね!

もっとも読まれている

本をいっぱい読む

連体詞

 

『連体詞』も副詞と同様「添える言葉」、他の言葉をより詳しく説明する品詞です。

 

「副詞」との違いは、副詞は用言(動詞、形容詞、形容動詞)を修飾するのに対し、連体詞は名詞を修飾します。

まさお
まさお
ちょっと何言ってるのかわからない。
殿
殿
今回は品詞について知る記事ではないので、すこし端折りますが、「名詞」を詳しく説明する言葉という解釈でOKです!

例えば

大した男だ

凡ゆる場面で

上記の文章は「連体詞」+「名詞」でできています。名詞を詳しく説明するために添えられた言葉(連体詞)は、ひらがなで書くとやわらかい印象になりますよ。以下のような感じです。

たいした奴だ

あらゆる場面で

形式名詞

 

『形式名詞』とは、扱いは『名詞』だけど、それだけでは実質的な意味を持たない名詞のことをいいます。

まさお
まさお
品詞ややこしいな

例えば

お忙しい恐縮です

文章を書くが得意です

この場合は以下のように開くとよいでしょう。

お忙しいところ恐縮です

文章を書くことが得意です。

難しい漢字

 

難しい漢字は開きましょう。理由は難しいからです!!

例えば以下のような漢字。

勿論

爬虫類

読めるけど、「書いて」と言われたらかけるか微妙な漢字は、開いた方が親切です。以下のように開くとよいですよ。

もちろん

は虫類

当て字

 

一般的に当て字は開いた方が、読みやすいといわれています。漢字ってわりと当て字が多いので「むむ!これは!」というものは、ひらがなで書きましょう。

例えば

流行り

相応しい

腕白

御座います

以下のように開きます。

はやり

ふさわしい

わんぱく

ございます

同じ語句が続く場合

一つ一つ

一人一人

など、同じ語句が続く場合は、後半の漢字を開きます。

 

一つひとつ

一人ひとり

『開く漢字』一覧表

一般的に「よく開かれる」言葉を集めてみました。もちろん以下以外にも「開く漢字」はたくさん存在します。

殿
殿
また、開く、開かないの判断はWEBメディアの方針やご自身の感覚にもよりますので、参考程度にご覧ください!

複合動詞、補助動詞、形容詞、動詞

有る/在る ある
併せて あわせて
頂く いただく
及ぶ およぶ
分かる わかる
出来る できる
無い ない
凄い すごい
〜して下さい 〜してください
見渡す 見わたす
〜致します 〜いたします
電話を掛ける 電話をかける
時間が経つ 時間がたつ
〜して欲しい 〜してほしい

 

形式名詞

もの
こと
とき
たち
など
ところ
又は または
なお
ため

 

副詞、連体詞

最も もっとも
一杯 いっぱい
大した たいした
凡ゆる あらゆる
殆ど ほとんど
沢山 たくさん
未だに いまだに
何故か なぜか

 

その他(難しい漢字や当て字など)

流行り はやり
相応しい ふさわしい
腕白 わんぱく
御座います ございます
1人、2人 ひとり、ふたり
お早う おはよう
偶に たまに
何故 なぜ
何処 どこ
此処 ここ

 

まとめ:漢字とひらがなの使い分け『漢字を開く』?知っておくと便利な表記ルールについて

要点まとめ
  • 漢字を開くとは
  • 漢字とひらがなのバランス『開くときのルール』
  • 『開く』が適用されやすい品詞について
  • 「開く漢字」一覧表

書いた文章を読み返したとき

まさこ
まさこ
なぜこんなに堅苦しい文章になってしまうんだろう…頭はこんなにふわふわなのに…

と感じるときは、「漢字とひらがなのバランス」を見直してみるとよいですよ!

お試しあれ!

おっしまーい!

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