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「将来が不安」と悩む高校生が取るべき行動【人生における進路の決め方とは?】

まさお
まさお
将来が不安

と悩んでいる高校生の中で、自身の進路について考え始めている人はいませんか?

 

未来に不安を抱えてしまい、今何をすべきか迷っている高校生も多いかと思います。そんな悩みを抱えている方は、まずは明るい未来に向けて、積極的な行動をしていくことが大切です。自ら行動をしていくことは、将来への不安をなくすことに繋がりますよ。

 

そこで今回は、そんな将来に不安を感じている高校生が取るべき行動についてまとめつつ、なぜ不安になってしまうのかの原因をまとめました。高校生向けの進路の決め方についてもまとめていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

  • 「将来が不安」と悩む高校生がとるべき行動
  • 高校生が「将来が不安」と悩んでしまう理由
  • 将来に不安を感じる高校生に、おすすめする進路の決め方

「将来が不安」と悩む高校生が取るべき行動

今「将来が不安」と思っている高校生は、まずは以下の行動をとってみてください。

  • 自分が理想とする将来を考えてみる
  • 世の中にある仕事を調べてみる
  • 同級生と将来について語り合う
  • 本を読む

自分が理想とする将来を考えてみる

まずは、自分が理想とする将来について考えてみましょう。自身の未来について考えることで、自分がやりたいことや好きなことが少しずつ見えるようになっていきます。

 

「理想とする将来」と聞くと難しく考えるかもしれませんが、まずは以下のようなザックリとした内容で構いません。

まさこ
まさこ
1日家の中でのんびり過ごせる生活がしたい
エリザベス
エリザベス
好きな人と月1で旅行に行ける生活をしたい
殿
殿
バリバリ仕事をする毎日を手に入れたい

世の中にある仕事のほとんどは、やってみないことには自分に合っているかわかりません。しかし理想とする将来に合わせた仕事は、調べることで事前に見つけることが可能です。

 

「将来的に何がしたいのか?」「どんな生活をしたいのか?」を自分に問いかけることで、理想とする将来像が見えてきます。そして理想の未来が見えれば、だんだんと前向きな気持ちになっていくことでしょう。

世の中にある仕事を調べてみる

もし将来の仕事に対して不安を感じているなら、世の中にある仕事についてもしっかりと調べておきましょう。

 

  • 世の中にはどんな仕事があるのか
  • どんな働き方があるのか

詳しく調べることで、将来に向けた対策を立てることができます。

 

例えばやってみたい仕事がはっきりと見つかったなら、社会人になる前に必要なスキルを身につけ、就職への対策をたてることも可能ですね。将来への不安を抱えている高校生の中には、「未来は見えないから不安」と思い込んでいることがあります。ただし世の中の仕事を知ることで、未来がだんだんと現実味を帯びることも少なくありません。

 

まずは仕事についてしっかり考え、「働くとは何か?」「世の中にはどんな仕事があるのか?」を知ることから始めましょう。

同級生と将来について語り合う

同級生や友達と将来について語り合うことも、今の不安な状態をなくすきっかけになることがあります。

私は高校生のころ友達と「タッキーに会いたいから芸能界に入りたい!」とか「きゃー!それなら私だって、嵐と仕事したいからテレビ局に就職したい!」と、ふざけた将来ばかり語り合っていました(白目)

だけどそうした、一見無意味とも思えるやりとりの中でも、(将来って、遠くて近い未来なんだなぁ)と思ったことがあります。

高校生ともなると、将来について考える人も少なくありません。ただそれぞれ思い描く未来が異なるので、将来に不安を感じている高校生としては、友達と語り合う時間が自分と向き合うきっかけになることだってあるのです。

 

将来について大人に相談する人もいますが、時代は変化し、働き方や生き方への考え方も変わってきます。なので同じ時代を生きている同級生に聞くことで、今悩んでいる将来への不安をなくすきっかけを作ることもできるでしょう。

本を読む(読書)

現代は情報過多の時代と言われていますが、情報が多すぎるあまり、自ら情報を取りに行く習慣が失われつつあります。

 

YouTubeとかNetflixとか、魅力的ですよね。私も見出すと、時間を忘れて観入ってしまいます。ちなみに私はカジサックと中田敦彦のYouTube大学が好きです。書籍に比べるとネットの方が情報が速く「本なんてわざわざ読む必要あるの?」と疑問に感じてしまう人もいるでしょう。

 

しかし読書には

  • 仕事や生きていく上でのヒントを得られる
  • 視野が広がる
  • 教養が磨かれる
  • 読解力が高まる
  • 第三者の生き方を知ることで、「自分はどう生きる?」と俯瞰的に見つめ直すことができる
  • 想像力(創造力)が磨かれる
  • 語彙が増える

といった生きていく上でのメリットが多いのも事実です。

 

「これから先の人生、どう生きていけばいいのか悩んでいる」

「将来を自分ごととして考えられない」

そんな漠然とした悩みを抱えているのなら、ちょっと気になっていた本を手にとって読んでみると良いですね^^

高校生が「将来が不安」と悩んでしまう理由

そもそも、なぜ高校生の時点で「将来が不安」と悩んでしまうのでしょうか?将来が不安と感じるということは、『未来が明るくない』と感じていることと同義だと思います。

 

リクルート進学総研が2018年に行った『高校生価値意識調査』によると、「将来が明るくないと感じる理由」として、以下のような回答が見受けられました。

「将来が明るくない理由」

  • このまま社会に出てもうまくできるかがまだ全然イメージできないから。
  • やりたいことがないので、その時の気持ちで生きていければいいと思っているから
  • 努力しても、一握りの人しか叶えることができないから。
  • 勉強が全く出来ない。学歴社会にいる以上、不安しかない。
  • 奨学金を借りるので社会人となったときの返済が大変そうだから。
  • 消費税の増税や少子高齢化が更に深刻な状態になり、経済的に不安だから。

引用先:『高校生価値意識調査 2018』|リクルート進学総研

高校生の31.5%が、「将来が明るくない(将来が不安)」と回答していました。さまざまな意見の中には、未来のイメージがわかないという意見が多いように感じました。

 

ただ残りの高校生68.5%は「自分の将来は明るい(将来に不安はない)」と回答しており、年々数値も増加傾向にあることが分かっています。

「将来が明るい理由」

  • 明るいものと思いたい。そう思わないとこれからの人生つまらないから。
  • たくさんの友人を持ち、彼らとだったらどんなつらいことも乗り越えられる気がする。
  • もっと努力し、興味のある仕事をたくさん経験して、日々の生活が充実しそうだから。
  • 難関大に合格して、自分の将来の安定はある程度見込めると思われる。
  •  既に自分の将来設計を立てていて、それを実現するために頑張るつもりでいるから。
  • 目標やなりたい職業がありそのために専門学校へ通い必要な技術が学べると思うから。

引用先:『高校生価値意識調査 2018』|リクルート進学総研

将来が不安に感じる高校生もいれば、将来は明るいと感じる高校生もいるもの。時代はどんどん変化しているので、考え方も変わってきます。

 

もし現時点で将来に不安を抱えているのでしたら、前述した方法を試したり、どうしても自分で考えがまとまらない場合は専門家に相談したりしながら、将来に対する不安をワクワクに変えていきましょう。

将来に不安を感じる高校生に、おすすめする進路の決め方

最後に、将来的に不安を感じている高校生におすすめする進路の決め方を紹介していきます。ぜひ以下の方法を試してみてくださいね。

 

  • 自分の価値観に合わせて進路を決める
  • さまざまな仕事を経験してから進路を決める
  • やってみたい仕事から進路を決める

自分の価値観に合わせて進路を決める

自分の価値観に合わせて、進路を決めていくことも大切です。高校生でもそれぞれ生き方や働き方に対する価値観は異なるもので、周りに合わせる必要はありません。

 

例えば、「もっと将来に役立つ知識を身につけたい!」と思うなら、大学に進学をするという道を選ぶのが一般的でしょう。ただ「いますぐ働きたい!」と思うなら、大学進学ではなく就職を選んでも問題はないのです。

 

もちろん日本では、「大学に進んだ方が就職が決まりやすい」という考えが根付いているのも事実です。しかし昔とは異なり、サラリーマン以外にも『フリーランス』や『起業』を選んでいる学生も増えてきました。

 

会社員以外の働き方が増えてきたことによって、「大学進学が絶対大事」ということはなくなってきています。つまり自分の価値観に合わせて進路を決めても、昔のように大きな問題にはならなくなってきているのです。まずは自分の価値観を考えて、今後の進路をどうするかを決めていくのがおすすめです。

さまざまな仕事を経験してから進路を決める

もし高校生の時点で進路がなかなか決まらないということなら、今のうちにさまざまな仕事を経験するのも良いですね。さまざまな仕事を経験していくことで、将来の働き方や生き方を真剣に考えるきっかけになります。

 

高校生だとアルバイトができる年齢になっているので、チャレンジしてみるのも良いですね。

 

もちろんアルバイトが無理な高校生もいるでしょうが、簡単なボランティアでも問題ありません。要は、人の役に立つことを経験してみることが大切です。世の中の仕事のほとんどは、『人の役にたつこと』ばかりです。

 

何をすれば自分の心が満足するのか、仕事を経験することで進路が決まってくることもありますよ。

やってみたい仕事から進路を決める

将来的にやってみたい仕事から進路を決めるのもおすすめです。

 

高校生にもなると、なんとなくでもやってみたい仕事が決まっているもの。もし「やってみたい!」と感じたのなら「興味がある」という証明でもあるので、生涯にわたってやってみたい仕事になる可能性があります。

 

もちろん中には、なかなかやってみたい仕事が決まらない高校生もいるでしょうが、無理に1つに絞る必要もありません。やりたいことは常に変わっていくものなので、興味を持った仕事であればなんでも『やってみたい仕事』に分類していけばOKです。

 

そしてやってみたい仕事が決まってきたら、改めて今なにをすべきかの進路を考えていきましょう。

まとめ:高校生の時点で将来の不安を抱える必要はない

ここまで将来に不安を感じている高校生が取るべき行動や、不安を抱えてしまう理由、おすすめする進路の決め方についてまとめていきました。

 

高校生ともなると、将来のことをいろいろ考える時期ではありますが、まだまだ不安に思う必要はありません。むしろこれから大学生、もしくは社会に出ていろんな経験を積んでいくことで、さまざまな出会いや体験が得られるはずです。

 

ぜひ本記事を参考にして、どんなワクワクした未来を歩んでいきたいのか考えてみてくださいね。

おっしまーい^^

ABOUT ME
みらいきって
株式会社みらいきって 代表取締役 大阪府茨木市に住んでいます! 子供は3人(高校2年、中学2年、小学5年) 好きな食べ物はグミと鮭おにぎり 短所は午後になると静かになること(眠い)長所は午前中元気なところ。
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