キャリア教育について

将来の不安を解消|大学生が社会人になる前に知るべき大切なこと

まさお
まさお
偏差値が低いし、資格も取ってない…
まさこ
まさこ
バイトも続かないのに、就職が上手くいくか心配…

大学生は「自分の将来」に不安が抱える人が多いのですが、過剰な心配は不要ですよ。社会情勢の移り変わりの速さをチャンスととらえ、上手く時代の波に乗っている人は大勢います。

 

今回は、これから社会人になる大学生の皆さんが社会に出る前に知っておくべきこととして以下について解説しています。

  • 大学生と社会人との大きな違い
  • 大学生のうちに経験しておいた方がいいこと

大学生のうちに知っておくべき「大学生と社会人との大きな違い」

大学生と社会人の違いについて、じっくりと考えてみたことはあるでしょうか?

私は今37歳ですが、皆さんと同じ年齢のときに

大学生と社会人の違いとは!デデン!

などと考えたことはありませんでした。20歳頃に考えていたことといえば、どうしたら浜崎あゆみになれるのか!というロクでもないことばかりです。

 

そんな私でも大人になれたので大丈夫かと思いますが、知っていて得をすることもあろうかと思います。大学生と社会人の違いは何なのか、ぜひこの記事をきっかけに考えてみてくださいね。

大学生と社会人の大きな違い①|努力よりも成果が重視される

社会人と学生の大きな違いのひとつに、努力よりも成果が重視されることがあります。

 

学生の頃は、チームのエースになれなくても、試合やコンクールでいい成績を残せなくても、努力したプロセスを評価・賞賛されます。

 

社会人になると、自分が取り組んだ仕事に対し「どれだけ努力したか」ではなく「出来上がった成果物は価値があるか」の方が重要視されます。どれだけ残業や苦労を重ねたのかなどの本人の背景は評価されることは少なく「仕事にミスはないか」「今後、どれだけ成長できるのか」が問われます。

 

そのことを理解し、評価されるために企業を選ぶのではなく

「どこの企業に入れば自分が活躍できるのか」

「どのような、職業(環境)なら、成長する努力を積み重ねれそうなのか」

を、しっかりと考える必要があります。

殿
殿
求人票の待遇ばかりを気にした企業選びでは、今抱えている不安が本当に自分を追い詰めることになりかねませんので、気を付けましょう。

大学生と社会人の大きな違い②|大企業に入社することが成功ではない

大学生の頃は、安定した職業(大企業や稼げる業種)に就くことを成功と考える人も多いですし、周囲の大人たちもそのような雰囲気があります。

 

ただ、「求人票上の待遇の良さ」や「世間の評価」で選んだ仕事に就くことを「成功」とはいい難いです。就職はゴールではなくスタートなのですから。

 

終身雇用制度が崩壊し、グローバル化が進む昨今。いつまでも、意欲的に自分のキャリアと向き合うためには、世間が評価する大企業に入ることよりも、自分が意欲的に取り組めそうな職種や環境を探した方があなたらしい生き方になるのではないでしょうか?

 

殿
殿
先のことは分かりませんが、自分自身の適性を知り、ある程度の予測やキャリアプランを立てておくことは大切ですよ。

大学生と社会人の大きな違い③|社会人は選択肢が少ない

社会人になると「何かを選ばないこと」が多くなります。

 

大学生は「進級にむけての最低限の単位をとるための出席」や、一方でより深く学ぶために「さらに選択科目を受講すること」も自分で選べます。プライベートにおいても、時間と体力さえあればアルバイトを複数することも可能ですし、その全てを辞めるという選択も割と自由です。

 

社会人になると

まさお
まさお
最低限の仕事をするためだけに出社しまっす!終わってなくても帰りまっす

なんて言い出そうもんなら、「やべー奴がきたな」と思われますし

まさお
まさお
今の仕事飽きた!他の仕事を受け持ちたい。他の部署に移りたい

と思っても、思い通りになるとは限りませんし、ちょっとだけ殴りたい気持ちになります。

 

選択権が自由で多かった大学生から、選択権は自由だが選択肢が少なくなるのが社会人です。ひと昔前と比べて、キャリアや暮らしの選択肢の幅は広がりを見せてはいますが、大学生と社会人の暮らしが大きく異なる点は変わりません。

 

それらを理解してこれからを考えれば「不安が膨大な悩み」へと変化することは少なく「不安が絞られた課題」へと変わりますよ。

大学生の間に「経験」したほうがいいこと

大学生の間に経験したほうがいいこととは何でしょうか?

まさお
まさお
やはり、初体験でしょうか

(殴)

本を読む習慣をつけること、考えること

「もう読んでるよ!」という方も多いかと思いますが、大学生のうちに、本を読んでおきましょう。

 

大学生のうちから読書週間を勧めるのには理由があり、以下の2つとなります。

 

  • 知識を取り入れ、考える習慣を身につけるため
  • 時間に余裕がある大学生のうちから、読書を習慣化させるため

社会人になると、自分の意見を求められる場が山のようにあります。

まさこ
まさこ
人見知りで

といった言い訳はビジネスの場では通用しない場合があります。そこで必要となるのが知見(インプット)と考える力(アウトプット)ですが、読書を習慣づけておくことで課題解決できます。

 

本を読むと普通に暮らしていては知ることのない知見が手に入りますし、その知見について考えることで、アイディアも閃く癖もつきます。知識と思考力があれば、自然と発信力も身に付きますよ。

 

社会人になり、忙しくなってから読書の習慣を身につけるのは難しいものです。

 

大学生のうちから、読書を習慣化させておくといいですね。日頃から本を読んでいる人と全く読んでいない人とでは、明らかに知識の幅やコミュニケーション力が違ってきます。そうしたスキルが社会人になってから、大いに役立ちますよ。

行動と失敗を積み重ねること

大学生のうちに、行動と失敗を積み重ねておきましょう。(出来れば、自分でお金を稼ぐことにもチャレンジしてみてください)

 

社会人になると、新しいことにチャレンジしたくなった場合も「時間を算出できるのか」「失敗したらどうしよう」という気持ちが大学生のときよりも強くなり、どうしても行動をためらってしまいがちです。

 

大学生のうちに、やってみたいことはどんどんチャレンジしましょう。失敗するかもしれないという不安もあるでしょうが、社会人になってからの不安に比べたらなんてことありません。

 

新しいことや自分のキャパシティ以上のことに挑戦すると、たいてい最初は失敗するものです。しかし、気にすることはありません。行動したら経験値が上がりますし、若いうちに行動を起こすことに慣れておきましょう。

私は32歳のときに起業しましたが、さまざまな失敗を経験しすぎて、もはや失敗だと思わなくなりました。失敗することは悪いことではありませんよ。

これからの時代、さらに個人での挑戦が求められビジネスの場でも「チャレンジ」が求められるのではないでしょうか。

頑張っている人の近くにいること

大学生の頃から、出来るだけ頑張っている人の近くにいるようにしましょう。

 

学生の頃にはみんなが同じステージに居るために気付きにくいですが、自分が頑張る環境や場所を見つけ取り組んでいる人は、びっくりするほどハツラツとして優秀です。近くにいるだけで学ぶことも多いものです。

 

社会に出てみると、そのような人ほど楽しそうに働いているのものです。頑張っている人の近くにいると、大きく刺激を受け自分も変わっていくことが出来ます。

 

身近にロールモデルを見つけることが出来ない場合は、SNSなどを通してフォローしたりして道を開拓するのもいいでしょう。また、働いてみたい企業でインターンシップを使って、自分が憧れる分野の第一線で働いている人を目の当たりにするのもいいと思います。

 

殿
殿
インターンシップは給与は出ない場合が多いですが、大学生は取り組みやすい学びの場ですよ。

 

環境は自分で変化させないと成長しませんし、誰に出会うのか、誰の影響を受けるのかが重要です。大学生のうちにローモデルを見つけ、いい影響を受けながら社会人となってください。

やりたいことは、何でもチャレンジしておくこと

やりたいことは、何でもチャレンジしておきましょう。

 

「やりたいことがある」というのは素晴らしいことですし、仮に失敗したとしても落ち込む必要はありません。チャレンジ後の成長した自分に出会うことが出来ます。迷って動けない自分のままでいるよりは、うんと成長しています。

 

社会人になると、ビジネスでも成果を出しプライベートも充実してる人を見かけます。彼らは、やりたいことはどんどんチャレンジしていますし、成功の裏には数多くの失敗もあります。

 

殿
殿
不安を抱えながら何かにチャレンジする勇気は、人生の糧となります。経験という資産をいっぱい持っている自分を、大学生のうちに作り上げておきたいですね。

2020年代を20代として生きる、楽しみを見つけましょう!

社会情勢が慌ただしい2020年代を、20代として生きぬくことを考えると不安になって当たり前だと思います。

 

じっと座って悩んでいても、将来への不安は解消されません。

 

生き方は人それぞれですが出来れば不安を抱えている人が少ない、ワクワクする大人の多い社会となって欲しいと思います。

提案:キャリアコンサルティングもおすすめ

「これからのキャリア」について、大学生のうちからスタートを切りたいと思うのならばキャリアコンサルティングを受けてみるのもおすすめです。キャリアコンサルティングでは、プロのカウンセラーが自分でも気付いていなかった不安の根源をカウンセリングにより洗い出し、新たな道を開拓してくれます。

 

相談者が望んでいる「職業選択」「最適な仕事」「見合った働き方」を提案してくれますし、相談者が抱えている仕事以外の悩みも積極的に受け止め「人生がより充実するための支援」に取り組んでくれます。

社会人としての人生はこれからずっと続きます。不安を抱えたまま社会に出るよりも、「チャンス」をいつでもつかみ取れる自分となるために、大学生のうちに出来るだけのことをやっておいて欲しいなと思います。

 

ちなみに私は今、そんな皆さんの相談にしっかり乗れる大人になりたいと思い(もう大人ですが)国家資格キャリアコンサルタントの資格を勉強中です(2021年5月現在)。

私のように、いくつになってもチャレンジしている大人もいます。

資格が無事取れたら、ぜひ、皆さんのお話を聞かせてくださいね。

まとめ:「将来の不安」を解消!大学生のうちに知っておくべき、大切なこと

将来に不安を抱えている大学生の皆さんにとって、社会人になる前に知るべき大切なことは以下の通りです。

 

要点まとめ

【大学生と社会人との大きな違い】

  • 努力よりも成果が重視される
  • 大企業に入社することが成功ではない
  • 社会人は選択肢が少ない

【大学生の間に経験したほうがいいこと】

  • 本を読む習慣をつけること、そして考えること
  • 行動と失敗を積み重ねること
  • 頑張っている人の近くにいること
  • やりたいことは、何でもチャレンジしておくこと

キャリアコンサルティングを受けてみることもおすすめです!

大学生生活、悔いのないように思う存分楽しんでくださいね!社会人、楽しいことがいっぱいありますよ^^

 

おっしまーい!

ABOUT ME
みらいきって
株式会社みらいきって 代表取締役 大阪府茨木市に住んでいます! 子供は3人(高校2年、中学2年、小学5年) 好きな食べ物はグミと鮭おにぎり 短所は午後になると静かになること(眠い)長所は午前中元気なところ。
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