そう思っていたのは、過去の、専業主婦だった頃の私です。
「ただ、働く」ということが、主婦にとってはなぜこんなに難しいのだろう?と当時はよく考えていました。
20代前半で夫の転勤をキッカケにキャリアを諦め、家庭に8年間入っていた私にとってキャリアの再構築は容易ではありませんでした。その中の大きな原因として、『自分自身が将来のキャリアビジョンを真剣に考えていなかったから』だと、3人の娘を育てる中で思い知りました。
ビジネスの世界に復帰した今、改めて思います。
家庭に入っている期間は、果たしてブランクなのか?
働く人 > 主婦という構図が自然と出来てしまうのはなぜだろう?
働くこと
突然ですが、私は映画「プラダを着た悪魔」や「キューティブロンド」が大好きです。働くカッコいい女性には昔から憧れがありました。
読書も大好きなので小説からエッセイ、啓発本まで幅広く読みますが、つい手に取る本は昔から決まって、働き方やキャリア関連の本が圧倒的に多いことに気づきます。
時々、高校で小論文の授業をすることがあるのですが、そこでも、生徒の進路相談に乗るのが結構好きです。
「働く」ということに疑問をもったり課題を感じたり、未来をよくしていきたいという欲求は強く、だからこそ専業主婦の期間、思うように働けなかった自分にモヤモヤを感じていました。
キャリアコンサルタントの資格を取りたいと思ったのも、『働く』ということに強い関心があったからです。
専業主婦は『キャリア』という言葉を聞いても実は、すぐにピンと来ない人が多い
私は専業主婦こそ、自分の今後のキャリアについてじっくり考える時間を持ち、動き出すことが大切だと身をもって感じているのですが、そもそも主婦をしていると『キャリア』という言葉自体に、触れる機会が少ないです。
また、「キャリア」という言葉自体が、主婦の自分には無関係だと捉えてしまう人も少なくありません。
私自身、専業主婦の頃は「キャリア」という言葉を聞いてもピンときませんでした。
専業主婦に「キャリア」を考えることの大切さを広めたい
私には娘が3人いるのですが、今を生きる子供たちも将来『専業主婦』の期間があるかもしれません。
その時に、働きにくい世の中であって欲しくないなと強く思います。
今、さまざまなアプローチをしながら、「専業主婦のキャリア」について少しずつ認知を広げています。その中の一つとして『キャリア』という言葉自体が、自分には無関係だと捉えてしまっている主婦の方に、「キャリア」について考えることの大切さを伝えることがあります。
アプローチ方法は一つではありませんが、一つの選択肢として『クラウドファンディング』が好ましいのではないかと思い至りました。
『クラウドファンディング』の利点は、周りを巻き込みながら声を広げていけるところです。今回のプロジェクトが終わっても、この活動は続けていくつもりです。
『子供が産まれたら、どんな働き方をしたい?』
『これから先の人生、自分はどんな生き方をしたい?』
妊娠・出産・育児でキャリアを一時的に中断しなくてはいけなくても、家庭に入っていた期間がどれだけ長くても、その期間はブランクではなく、キャリアとして誇れる時代になればいいなと願っています。
自分を見つめ直してみたいと思ったら、キャリアについて考えてみてほしい。
そんな小さなキッカケを作るために、クラウドファンディングに挑戦します。
今の心境など
正直、私の思いは空回りしていないだろうか?とか、失敗したら恥ずかしいなという思いもあります。
ただ、これは起業したときも、法人化したときも、キャリコンの資格を取得しようと決意したときも感じたことなので、結局『やる』という選択肢以外はなかったように感じます(本当に、行動力だけはものすごくあるので・笑)
「見逃し三振より空振り三振」
私はこの言葉が大好きです。
世界を変えるのは、いつだって小さな一歩からです。応援していただけると嬉しいです!
クラウドファンディングは2021年9月下旬スタート予定です!