結婚し、子育てに追われていると、どうしても家事中心・子供中心の生活になってしまいますよね。
子供が小さいうちは育児に追われ、「自分自身を見つめ直そう!」なんてなかなか思えませんが、子供が幼稚園・小学校へ通い出し自分の時間ができると「このまま歳を重ねていくだけで良いのだろうか?」とふと考える人は多いようです。今回は、主婦のやりがいについて考えてみます。
- 主婦はやりがいがないと感じてしまう原因
- 主婦がやりがいを見つける方法
- 体験談:主婦でもやりたいことを仕事にできる時代
『主婦はやりがいがない』と感じてしまう原因
独身の頃は、自分の時間は全て『自分のもの』でした。ですが、結婚し子供が産まれると、その時間は『家族のため』に使うことが多くなります。
それは仕方のないことですし、当たり前です。ただ、それでも自分のやりたいことをやり、前に進んでいる方っていますよね。私は職業柄、自立している女性と接する機会が多いのですが、「やりたいことが沢山ありすぎて時間が足りない!笑」というくらい前を向いています。
逆に、ママ友とのランチだけが生きがい!のような人は、ママ友の愚痴ばかり吐いたり、子供の成績ばかり気にしする人が多いように感じます。
幸せの基準やベクトルは人それぞれなので、一概にはいえませんが、『主婦はやりがいがない』と感じてしまう原因について調べてみました。
狭い世界での評価
『主婦は評価されない仕事が多い』というのはよく聞く話ですが、確かに家事や子育ては『当たり前のこと』として評価されがちですよね。
- 子供
- 夫
- 近所の人
からの評価ももちろん大切ですが、狭い世界の評価だけで生きていると『本当の自分って?』と不安になってしまう人が多いようです。
家族中心の生活
冒頭でも触れたように、家族中心の生活になってしまいがちです。特に子供が小さい時は、「子供のために世界は回ってるんじゃないか・・・」と錯覚するほどに、自分の時間を作るのは難しいことです。
ただ子供が少し大きくなると、突然「自分の時間」が生まれたりします。
すると「育児に追われすぎて、子供が大きくなった時に、自分が何をしたいのかわからない!」となってしまうようです。
依存
最後は、誰かに依存した生き方です。
- 子供に依存しすぎて、過度な期待をする
- 夫に依存しすぎて、夫の稼ぎだけを期待
- 誰かが何とかしてくれるという他力本願
- 自分の今の状況は、誰かのせいだと責任転嫁
こういった考えの人は「やりたいことが見つからない」という傾向が強いそうです。
『主婦のやりがい』やりたいことを見つける方法
上記から原因がわかったので(それが全てではないと思いますが)、その反対を考えてみますね。
- 狭い世界での評価→広い世界での評価
- 家族中心→自分の時間に何ができるか?
- 依存→他者に目を向けてばかりではなく、自分に目を向けてみる
こうして見ると、確かに赤文字で書いた方が魅力的に見えますよね。
自分に目を向け、今の自分がやりたいこと・できることを考えるには、「やりたいことリストを作る」のがおすすめです。
主婦のやりがいについて調べていると、やりたいことリスト100まで作っている方もいました。私も試しにやってみましたが、60が限界で、最後の方は『どうぶつの森を心置きなくやる』『ドラクエやりたい』と、ゲームのことで頭がいっぱいになりました(笑)
とはいえ、わたしは今、自分がやりたいことを仕事にし、やりがいを感じられる生活をおくれている方だと思います。
『体験談』主婦でもやりたいことを仕事にできる時代
我が家には子供が3人いるので、育児に手を取られる時間は長かったと思います。
わたしはマイペースな方なので、育児にイライラしてどうしようもなかったとか、早く子供が自立して自分の時間がめちゃくちゃ欲しい!と思うことはあまりなかったのですが、「何かしたい!」と漠然と考えながら過ごしていました。
というのも、わたしは独身の頃から働くのが好きで、仕事から帰ってからもパソコンで、部署のみんなが共有できて使いやすいシステムを作ってみよう!と悪戦苦闘したり、職場にも一番乗りしていました。
もともとハマりやすい性格というのもあると思います。
あと、天邪鬼な性格なので、夫の収入に依存するのは嫌だし、自分は何もチャレンジしないくせに「勉強しろ!」という親にはなりたくない!と思っていたので、自分が動き出す動機は大いにありました。
自宅で、自分で仕事をしようと思ったキッカケ
これはすごく単純で、子供が学校から帰ってきたときに毎日家で迎えてあげたいと思ったからです。要領が悪いので、外で働いたら家事がはちゃめちゃになるんじゃないか・・・という不安もありました。
あと、お給料をもらうというスタイルではなく、自分で収入を生み出して成長していきたいという思いもあり、もともとかなりゲーマーな私は、ゲーム感覚で収入が増えるのを楽しんでいました。
どうやって仕事を見つけたのか
文章を書くのが好きだったので、ライターの仕事を探しました。
最初は運よく編集者の友達の紹介で『サンキュ』という雑誌でライターをさせていただき、次に友達の紹介でコンテンツマーケティングの会社のお手伝いをしました。
仕事をする時間が限られているので、成果報酬のお仕事は単価もそこまで高くなく、確かこの時は月収5〜7万円ほどだったと思います。しかし、そこで満足するはずもなく
- 自分で仕事をとってみたい!
- もっとうまく書けるようになりたい!
- ブログとか面白そう!
単純に、「面白そう!」とか「仕事以外に書く場所を増やしたい」という興味本位でブログを初めてみました。アメブロなどのブログサービスではなく、本格的にやりたいと思い、独自ドメインを取得しサーバーを契約するWordPressを選びました。この選択がその後の人生に大きな変化をもたらすのですが、当時は
と思っていましたし、何度も壊して画面を真っ白にし、自分も白目をむいていました(笑)
少し慣れてくると、ブログからどうやら集客できるらしいという情報を掴みます。
これはもう、やるっきゃないなと。
気づけばやりがいのある仕事が手に入った
何度もめげそうになりながら継続していると、ブログ経由でライターの依頼が入るようになりました。
さらに続けていると、講師の依頼やコンサルしないんですか?というお問い合わせが入るようになりました。
気づけば月収は20万、30万、50万円と増えていきました。
夫の収入に依存するのも嫌だし、自分は何もチャレンジしないくせに「勉強しろ!」という親にはなりたくない!そんな思いから、
「やってみたい!」
「チャレンジしよう!」
「もっとできるかも!」
と、自分が感じるまま進んだ結果、現在があります。
失敗するかもとか、頑張ってもし何にも繋がらなかったら・・・とか、パートの方が楽なんじゃないか?とかそんなことは考えたこともありません(超ポジティブなので)今、最高に楽しいです。
実現したこと
実現したことは沢山あります。
- 毎日子供を家で迎えてあげられる
- 旅行も好きなタイミングで行けるようになった
- 無理なく働けているので、余裕が生まれた
- 好きなことを仕事にしているので、とにかく楽しい
- 自分の稼いだお金で好きなものを買える
- 夫も子供も『ママは頑張っている』と尊敬してくれるようになった
今後の目標はこれです→子供が3人とも自立したら、夫と2人でフィンランドに行きたい!(可能なら移住したいくらい)
2020年11月、法人化しました!
まとめ:【体験談あり】主婦はやりがいがない?やりたいことを見つける方法
主婦はやりがいがないと感じてしまう原因
- 狭い世界での評価→広い世界での評価
- 家族中心の生活
- 依存
主婦がやりがいを見つける方法
体験談:主婦でもやりたいことを仕事にできる時代
この記事を最後まで読まれた方は、『何かやってみたい!』『やりがいを見つけたい…!』という思いが強い方なのかな?と思います。
インターネットが発達した今、『好きなことを仕事にする』人は増加傾向にあります。私はライターという仕事を主として起業しましたが、
- 手芸が好き
- イラストを描くのが得意
- 動画編集をやってみたい
- お掃除が得意
など、自分の得意なこと、好きなことを見つけ出し、それを何らかの形で自分のやりがいに変換できたら素敵だと思います。今は、そういった個人のスキルを売買できるシステムやアプリ、ツールが豊富にある時代ですよ!